ICTを学んで夢を叶えるチャレンジド 〜京都からの報告
2008年1月18日
プロップは、多くの自治体と連携してチャレンジドの就労促進に取り組んでいますが、その一つに京都府との連携があります。
3年前に「ICTを活用して、府内のチャレンジドの就労支援に取り組みたい」というご相談を山田知事から受けたことを契機に、府庁職員の皆さんと一緒に企画を進め、京都府庁西館内にパソコンルームを開設して、プロップのチャレンジド・スタッフたちが講師を務める「京都府ITスキルアップ研修」を開始して2年目になります。
メイン講師は「足でパソコンを操作する岡本敏己さん」、サブ講師は京都府内の療護施設のベッドの上で起業した”わびすけ”こと、川本浩之さん」です。
このセミナーの受講生の一人、上田和功さん(19)は進行性筋ジストロフィーのチャレンジドですが、「いつかパソコンを使って仕事をしたい!」と、ホームページ作成のコースに、サポートボランティアの男性と一緒に、熱心に通っておられます。上田和功さんのICTへのチャレンジが京都新聞に取り上げられましたので、ぜひ皆さん、読んで下さい!
このセミナーの講師である岡本・川本両氏も、プロップのパソコンセミナーのOBですが、「京都府ITスキルアップ研修」卒業生からも、地域の就労支援センターを通じて働く人や、ボランティア講師としてデビューした人がおられます。
「働きたい!」という意欲と情熱を持つチャレンジドたちが、全国各地で夢に向かって前進しています。皆さん、応援よろしくお願いしますね〜!!!
by ナミねぇ
記事リンク
筋ジス越え働きたい 西京の男性、PC習得に励む
京都新聞電子版より