作成日 1999年9月吉日

 
 
 
  コンピューターを使って仕事にチャレンジ!!  
  〜全国に先駆け、パソコン講習会を開講〜  
     
 
 
   
『やさしいまちづくり』を進める羽曳野市は、このほど労働省の支援を受けて、新たにコンピューターを導入しました。障害者の在宅就労支援事業として、障害者のための情報処理技術講習会(パソコン研修会)を開催していきます。
 
 この講習会は、障害者の方々にコンピューターの操作技術を身につけてもらい、情報処理の分野での就労に役立ててもらうものです。自治体の取り組みとしては、全国に先駆けて行うもので、各方面から高い関心が寄せられています。
 
 開始にあたっては、労働省の支援とNPO(民間非営利組織)プロップステーションの協力を得て、日本障害者雇用促進協会の「障害者に対する在宅就労支援事業」の適用を受けました。これにより、1人につき1台のパソコン(周辺機器・ソフ ト含む)が無償貸与されます。
 また、平成12年度完成予定の(仮)羽曳野市立生活文化情報センターには、障害者の方々の情報処理技術の習得とそれらを生かすこ とのできるキーステーションとして整備していく予定です。
 
 5月18日、講習に先立って開講式が行われ、受講生の皆さんは福谷市長から「一生懸命学んでいただいて、働く喜びを分かち合いましょう」と激励を受けました。また、竹中ナミ・プロップステーション理事長は、手や足などが不自由な2人の講師を紹介、「この先生方は、人の3倍も努力してこられました。今ではこうして見事に操作をされています。皆さんもがんばってください」と、あいさつされました。
 
 
       
 
竹中ナミ理事長(写真・左)と講師の山崎博史さん(同・中)、岡本敏己 さん(同・右)。
岡本さんは、足で見事にパソコンを操る。
 
     
 
 
  シンポジウムで発表された官民共同のパソコンセミナー、羽曳野市で開始 !!
 
 
  広報はびきの 1999年6月号より転載  
     
  [up]  [next] [previous]

TOPページへ