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ビデオ「Challenged」内容紹介

今、はじめてデジタルが人の心に響く!

 ここに登場する主人公(=チャレンジドたち)は、デジタル情報技術(パソコンやインターネット)が人間の生きることを助け、能力を高め可能性を拡げ、未来を拓き、何よりも誇りを取り戻すが可能であることを証明した。彼等の挑戦は、苦しく難しいがその周辺には喜びと楽しい笑いが満ちている。観終わると、だれもがこの難しい世の中に生きていくために大きな勇気と元気を与えられたことを強く感じるだろう。

 吉田さん

セミナー風景

 米島実さん

高齢者社会にも新しい道を

 プロップ・ステーションは、新たに高齢者の雇用問題にも取り組みはじめた。この春に高齢者も対象としたセミナーを募集したところ、問い合わせの電話が殺到し、募集人員を大きく上回る申し込みがあった。

 多くの高齢者は、チャレンジドたちと同じようにハンディキャップを持っている。しかし、新しい技術を身につけ、社会に役立つ働きをしたいという意欲を持っている。その意味では、日本の中で女性もチャレンジドである。ナミねぇはそんな力を眠らせておくのは社会の大きな損失だと言う。みんなで少しずつ支える社会。高齢者社会を乗り切る切り札が、ここにあるのだ。

 生まれつきであれ、事故や病気や加齢が原因であれ、全ての人は「障害を持つこと」に無関係で生きていくことはできません。

 ケアが必要なときには適切なケアを、働く意欲のあるときには就労のチャンスが得られるという柔軟な社会システムを生み出すことこそが、今わたしたち一人一人に突きつけられた課題ではないかと思います。

プロップステーション理事長竹中ナミさん  プロップ・ステーション理事長

〔通称) ナミねぇ 竹中 ナミ


ドキュメンタリー「Challenged」へのメッセージ

 
 目の見えないA君が、手の使えないB君がキーボードを操る。そのことで就労に結びつく。納税者に変身してく。人間の可能性はいくらでも広がることを眼前に示してくれる。可能性を広げるのはチャレンジドのチャレンジ精神であり、情報機器である。支える人の輪も欠かせない。小さな出発,大きな人の輪。

 「チャレンジド」の意味が、「そのハンディキャップを跳ね返せ」と神様から試されている人というものであることに自然と納得がいく。哀れでかわいそうな障害者を救おうという感覚から、挑戦を支える人の輪に加わりたいという姿勢に変わっていく。この映画はそんなメッセージを発している。

宮城県知事 浅野 史郎

 
 新しい世界に踏み出したチャレンジドたちの生き生きた姿が印象的です。チャレンジドたち、その支えとなるプロップ・ステーション、さらにそれを バックアップする企業。プロップの先進的な取り組みは、これからのNPOのあり方を私たちに教えてくれます。

高知県知事 橋本 大二郎

 





効  能

観る、ココロの湿布薬。

新鮮な感動が、 あなたを癒します。

弱さは強さなのだと教えられます。

人が持つ無限の可能性を実感します。

疲労感・スタミナ欠乏

漠然とした虚脱感・日々のストレス

人間不信・老いへの不安

世紀末感・ 自分さがし

燃え尽き症候群・ 孤独感

人生のたそがれ・ パソコン恐怖症

(個人差は大いにありますので御了承の程)
 

チャレンジド・ジャパン・フォーラム国際会議で行われた
特別完成試写 上映後、寄せられた参加者の声

 
 
チャレンジドが初めて仕事をしたときの顔が素晴らしかった。

 
「百聞は一見に如かず」とは、よく言ったもの。映画の明るいトーンも良かった。
チャレンジドの生の姿が映し出されていて、大変勇気を与えてくれる作品であった。もっと多くの方に見てもらいたい。 「Challenged」という言葉も知らなかった私だが、映画の中での生き生きとした表情を見て、深い感銘を受けた。
プロップ・ステーションの活動を知ることが出来て良かった。 素晴らしい映画であった。多くの方に見ていただきたいと思う。
実生活の映像を見て、チャレンジドの皆さんの努力に感動させられた。 チャレンジドは何もできないのではなく、仕事をする環境を与えられていなかったのが分かった。
映画は、今後、企業内教育で活用したい。
 
チャレンジド自身の努力と自己肯定の姿が映し出されていて、自分の励みになった。

プロップ・ステーションが福祉を変えてゆく!

 日本でも、関西のNPO・非営利団体が『チャレンジド』という言葉を広めつつある。

 「障害者を納税者に!」を合言葉に7年前に発足した障害者の就労支援団体プロップ ・ステーションである。

 プロップ・ステーションは、重度の心身症害児の母・ナミねぇの小さな草の根運動から生まれた。

 ナミねぇは、障害を持つ人は福祉施策の対象とされ、働くチャンスと方法を与えられず保護の必要な人たちと位置づけられてきたことに疑問を持っていた。それでは障害者の生きる誇りや意欲を奪っていることにならないかと。そして障害者の人たち自身が労働意欲を持ち、コンピューターが自分たちの大きな武器になると期待していることを知った。

プロップ・ステーションは即時に行動を開始。当時、健常者にさえ難解であったコンピューターの技術訓練のために、関西でセミナーを開催し、並行して関連企業に参加と協力を求めた。

 この7年間、ナミねぇは、彼らの学習と働ける環境をつくるため邁進してきた。企業に日参して仕事を受注しながら理解を求め続け、チャレンジドたちも、それに応えるべく健常者の何倍もの努力をしてきた。そして今では、チャレンジドたちは高い技術を身につけ、プロとしての仕事を得、またセミナー講師をつとめるほどになったのである。

「彼らは、仕事をしたいと思っているし、その能力も持っている。手足の不自由さをコンピューターでカバーし、人としての誇りを持ってもらうことが目的です」とナミねぇは話す。チャレンジドたちは、プロップ・ステーションと出会い、人としての誇りと尊厳を取り戻している。


日本の産業界が目を向けはじめた

 プロップ・ステーションを周囲から支える支援者として、日本を代表する大手企業や行政、学会から、それぞれが個人の資格で参加している。それは、今やムーブメントになりつつある。この団体に、なぜ人々は引きつけられ、魅了されているのだろうか?経済最優先の企業が、なぜ非営利組織を必要としているのか?

 今、関西の一隅から、新しい日本の未来が見えてくる。


STAFF

 
企画
 
アジア映画制作機構
制作 アジア映画制作機構 / フィールドワークスプロジェクト
ゼネラル
プロデューサー

鈴木 康策
企画
プロデューサー

川島 正英 / 清水 洋三
制作
プロデューサー

武重 邦夫 / 中川 邦彦
監督 押田 興将
撮影 松根 広隆
編集 岡安 肇
製作担当 佐藤 圭輔
スチール
 
田中 良子
 

監修: 今村 昌平

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