チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト
さまざまな人たちが支えあい、
持てる力を発揮できる
「ユニバーサル社会」をめざして

CCPとはプロジェクトのしくみと流れプロジェクトへの参加方法参加アトリエの声さまざまな手仕事CCP ニュース

CCP ニュース2003年

■2003年6月
ふたつの企画が初デビュー


たくさんの作品の中から、最初にふたつの企画が立ち上がりました。「アトリエPATAPATA さをり織り雑貨と手づくり小物の会」と「手づくりのおいしさ!ぐるぐるうずまきクッキーの会」です。フェリシモのお客さまに継続して届けられるコレクションタイプのカタログに、他の企画に混じって販売され、好評を得ています。このカタログでは、お客さまに1年間や半年のお楽しみを予約していただくしくみで、毎月一定した量の商品をお届けすることで、継続的な支援がおこなえます。1つの企画にさまざまなアトリエが関わる形により、それぞれの個性を発揮することができます。またそれは。数多い受注に対応できることにもなります。

■2003年3月
応募作品を検討し、アトリエと共同企画を開始


第一回目の呼びかけにには、45のアトリエから、110以上の作品が集まりました。次は、それぞれのアトリエから提案していただいた作品の新しい可能性を探ります。それはお客さまに「本当に欲しいと思ってもらえる商品」をアトリエのみなさまといっしょになって作り出し、全国に提供できるようサポートするためです。それぞれの作品を前にすると作品に込められたチャレンジドの方々の思いや、埋もれてしまっている才能や感性、熱意が伝わってきます。その品質のよさや、作品のすばらしさを全国のみなさまに知ってもらいたい、というのがプロジェクトメンバーの願いでした。ここでは商品企画力やネットワークをもつフェリシモが、そのサポートにあたりました。

■2003年1月
兵庫県・神戸市でアトリエへ参加を呼びかけてスタート


チャレンジドの方々が働く授産施設や小規模作業所からは食品や織物などの作品が生み出され、その中には独創性や想像力、あたたかさにあふれたものがたくさんあります。しかし、販路の問題などで残念ながら充分な収入が得られているとは言えず、チャレンジドの方々の社会参加が出来ているとは言いにくい状況です。「福祉就労」といわれる場を「本当の働く場」にしたい、それは障害福祉関係者にとって長年の課題でした。そんな状況の中で、兵庫県、神戸市と、チャレンジドの方々の就労支援活動をおこなっているプロップ・ステーション、そしてフェリシモが出会いプロジェクトが2003年1月に誕生。同年3月、兵庫県・神戸市から各地域のアトリエに参加を呼びかけて、このプロジェクトが始まりました。

<< 新しいニュースへ

ホーム/CCPとはプロジェクトのしくみと流れプロジェクトへの参加方法参加アトリエの声さまざまな手仕事CCP NEWS