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チャレンジド クリエイティブ プロジェクト（ＣＣＰ）のしくみと企画の流れは以下の通りです。

なお、プロップ・ステーションは、このプロジェクトの共催パートナーとして、事務局運営と広報活動、インターネット販売、アトリエに対する教育支援活動などに協力しています。

参加したアトリエが、フェリシモを通じてアーティストや製造メーカーとの共同作業でオリジナルの商品を作り、フェリシモが販売して行きます。

参加するパートナーが、それぞれの役割で協働し、商品の提供価値を高めていく。私たちが考える「ユニバーサル社会」におけるビジネスのひとつの形です。

●協力メーカーとの連携で品質レベルを高めた商品づくり

手しごとの素晴らしさが伝わる素材を、プロの技術と上質な素材で商品に仕上げることで、アトリエ単独ではできなかった商品展開が可能になり、品質面でも安定した商品を提供することができます。

例えば、アトリエで手染めを施した素材をバッグに仕上げた「ハンドペイントシリーズ」の商品は、本革を部分使いしたプロの縫製と、トレンド性を考えたデザインで、お客さまにも高い評価をいただきシーズンごとに新しいデザインを展開しています。

量産の素材では得られない手描きならではの美しい素材は、商品の付加価値を充分に高め、アトリエとの取組みの中でも代表的な成功事例となりました。

●複数のアトリエで生産体制を組むことによって量産に対応

生産量が限られる小さな規模のアトリエも参加できるように、複数のアトリエで分担して商品を作っていただいています。

例えば、刺し子をされるアトリエ数件で分担して巾着の柄を刺していただくなど、１件のアトリエでは難しいことも数件で協力いただくことで安定した供給が可能になりました。

●アーティストとのコラボレーションで広がるクラフトの世界

ハンドメイドのアーティストとコラボレーションすることで、お客さまにアピールできる楽しいデザインの商品を展開しています。他では手に入れることのできないオリジナル商品として「世界でひとつ」の付加価値を高めるため、ハンドメイドならではのクラフトの特性や参加アトリエの得意な技術を生かした商品デザインをアーティストといっしょに考えています。

また、アーティストは単にデザインを提供していただくだけでなく、アトリエへの技術指導や情報を提供していただくこともあります。そんなコラボレーションを通して、アトリエの技術もさらに高まってきています。

●「アトリエメイド」ブランドとして販売することによるファンづくり

手しごとならではの味わいを大切にした商品は「アトリエメイド」ブランドとして、カタログ『ecolor[エコラ]』を中心に販売しています。「世界でひとつ」、手しごとの魅力にあふれるブランドとして、ファンの輪を広げています。

また、一部食品については、フェリシモの『CHOU CLUB[シュークラブ]』でも販売しています。