作成日 1997年10月20日

第3回 Challenged Japan Forum Reprot

ナミねぇ
 7月7日(月)朝。東京駅が近づくにつれ新幹線の中のナミねぇはドキドキしてました。「鉄の心臓に苔が3重に生えてる女」と言われるナミねぇがドキドキするなんて、よっぽどのこっちゃ、と皆さんお思いでしょうが、そのよっぽどのことが明日起きるというので、さすがのナミねぇも緊張してたんです。「第3回Challenged Japan Forum」。それが、ドキドキの原因。

 「東京大学山上会館」という、中卒のナミねぇにとっては一生無縁の場所だぜっ、と思ってた東大構内のホールをお借りして、東大社会情報研究所(略称:社情研)の助手の方や、院生の皆さんがボランティア・スタッフを努めて下さるということで、前日の打ち合わせのために新幹線に乗り込んでいた、というわけ。

「ナミねぇ、東大に殴り込みか!」などと周囲に揶揄されながら、真夏を忘れる東大構内の木立を抜けレトロな社情研の建物に入ると、迎えて下さった院生の皆さんは、現役の方だけでなく、卒業後いったん社会人として働き、自分の研究を深めるために再度研究室に戻られた方など多彩な顔ぶれで、しかもナミねぇの偏見(あったんよね、東大生に対する)が打破されるような、温かい笑顔と熱い眼差しで迎えて下さいました。それにまぁ「1」言うたら「5」理解してくれはる、というか「こういう風に進めたいと思います」とナミねぇが希望を述べたとたん、パパパッと段取りが始まって、「これでどや!」とばかりに結果が出てる、という素早さ。事前にメーリングリストでオンラインの打ち合わせを進めてた、とはいえ、反応と行動の早さには「体重は重いがフットワークは誰より軽い(つもり)」のナミねぇもビックリの準備状況でした。

 そんなこんなでドキドキはすぐ収まって深夜におよぶ準備も完了し、翌日7月8日のフォーラム当日を迎えました。

「Challenged Japan Forum」(略称:CJF)昨年8月31日発足。過去の2回はクローズドでフォーラムの方向性を決める話し合いを行い、第3回目の今回は始めて一般参加者を募って、東大社情研と(株)ニューメディアとプロップの三者共催による公開フォーラムです。

 座長の須藤修さん(東大社情研助教授)の「チャレンジドの働きたい、という欲求を実現するには、本人の意思だけでなくそれを支援するような社会システムづくりが不可欠であり、(プロップの提唱する)<challengedを納税者にできる日本>という言葉には、次世代の福祉・経済・社会システムの創造という社会の側の挑戦課題も含意されている。高齢化が急速に進み、意欲ある人々の自立を促す方向へと政策転換を急がねばならない状況にある今日、政府の取り組みにゆだねるだけでなく、産業界、官庁、大学、NPO、そしてチャレンジド自身といった様々な立場の人々が一同に集い、21世紀の新たな社会づくりを志向し、行動して行こう!」という、熱い呼びかけに応えて超多忙の中、集まって下さった蒼々たるパネラーの面々(顔ぶれは「プログラムの欄で、ご確認下さい)。まさに「産業界、官庁、大学、NPO、そしてチャレンジド自身」という、各界串刺し(!)のフォーラムとなりました。

また、NTTの特別協力により、山上会館と慶応大学湘南キャンパス、デジタルハリウッドOSAKAをTV会議システムで繋いでの、三カ所中継も実施。

山上会館には、予想を越える150名もの方が参加して下さり、冷房の効きがいまいちなのも忘れるほど、熱いパネルが展開されました。総合司会を担当して下さった副座長:清原慶子さん(ルーテル学院大学教授)の、ナミねぇと正反対のキャラクター(才色兼備。その上、声がすっごく魅力的!)と、彼女が細やかな気配りでフォーラム全体を柔らかく、温かい雰囲気に盛り上げて下さったのが、成功の大きな要因やったと思います。それにしても、参加者の8割が企業人というのは、challenged関連のフォーラムとしては、異例中の異例なんやないでしょうか!「チャレンジドを納税者にできる日本」をスローガンにしてるプロップとしては、企業の人たちがこれほど関心を寄せて下さった、という現実に、驚くと同時に「明日の日は明るいぜっ!」と思わずガッツポーズ、という感じでした。

特に今回のフォーラムでは(この連載の中でも書いた)全盲の細田和也くんと、マイクロソフト社長:成毛真さんの特別対談に大きな関心が寄せられ、「ソフト開発のプロ」(成毛さん談)と「プロの視覚障害者」(和也くん談)との、丁々発止のやり取りに、会場が大いに沸きました。和也くんの「仕事をするなら、シェアの大きいソフトが使えなければ意味がない。ボクは仕事がしたいので、Windowsを使えるようにならなければいけない」という明快な理論と「日本の全盲のパソコンユーザーのために、ボク自身も努力する」というアクティブな姿勢に共感の拍手が寄せられ、成毛さんも「彼とコンサルタント契約を結んで様々な課題を抽出しているので、必ず答えを出す」ときっぱり。同席した技術者の間中さんと進行役のナミねぇの4人で、対談後ガッチリ握手を交わしました。

緑濃い静かな東大構内
緑濃い静かな東大構内
Windowsの一件と共に、フォーラムの成果として特筆すべきなのは、金子郁容さんの主宰するVCOMで、CJF(Challenged Japan Forum)の兄弟分として、オンラインのフォーラムCWF(Challenged Working Forum)が発足したことです。インターネットのメーリングリスト(ML)を使って、フォーラムの主旨の達成に向けて日常的に意見交換をしよう、という企画です。7/8のCJF参加者のうち、すでに70数名が登録して下さっています。コーディネイターを、本誌「flanker」編集長である桜井龍一郎(ニックネームは”げんた”)とナミねぇが努めるので、参加してみよう、と思われる方は
cwf-recpt@vcom.or.jp
に「参加希望」というメールを投げて下さい。このMLは氏名、職業などを明らかにしての意見交換がルールなので、よろしくねっ!ちなみに、桜井くんは労働省の在宅勤務制度適用第1号のchallengedで、ベッドの上のコンピュータをISDNで繋ぎ、大阪市内の会社の正社員として働くかたわら、ボランティアで本誌Flankerの編集長をしてるハンサムで真面目(本人・談)な青年です(^-^)

 ということで、ますます色んな人たちを巻き込んで進んで行くプロップに、あなたもぜひ仲間入りして下さい!!

須藤修さん

『Challenged Japan Forum』
開催の呼びかけ

座長 須藤 修

東京大学社会情報研究所助教授


 「チャレンジド(Challenged)」。アメリカでは、仕事を持ち積極的に社会参加をしていこうという障害者の前向きな挑戦意欲が込められた言葉として使われています。むろんチャレンジドの働きたいという欲求を実現するには、本人の意欲だけではなく、それを支援するような社会システムづくりが不可欠です。ですからこの言葉の背後には、次世代の福祉・経済・ミ会システムの創造という社会の側の挑戦課題も含意されているのです。
 これまで日本では、障害を持つ人々、高齢になった人々は社会福祉の保護対象とみなされてきました。しかしこの政策は、社会参加というチャレンジドの基本的欲求を阻むばかりでなく、国の財政面からももはや限界が目に見えています。高齢化が急速に進む今日、意欲ある人々の自立を促す方向へと政策転換を急がなければならない状況にあります。そのためには政府の取り組みにゆだねるだけでは十分ではありません。
 プロップ・ステーション(代表:竹中ナミ)は『チャレンジドを納税者にできる日本』をめざして、コンピュータ・ネットワークを利用した在宅就労の支援活動を行っているNPO(非営利組織)です。障害者が自立するためのパソコン・セミナーの開催や大企業との共同実験プロジェクト等の活動を通じ、チャレンジドのテレワークへの道を切り開いてきました。そしてプログラマーやCG(コンピュータ・グラフィックス)作家として在宅で仕事を始めた人々がすでに誕生しています。
 コンピュータ・ネットワークは通勤が困難なチャレンジドにとって重要なツールとなりつつあります。とはいえ、現在グローバルな規模で社会経済システムの変革を促している「デジタル革命」の恩恵がどれだけチャレンジドに届いているかといえば、まだまだ不十分と言わざるをえないのが現実です。 テレワークを実現するための情報通信インフラの整備が必要ですし、さまざまな障害を持つ人々に対応した使いやすい情報機器の開発も促進させなければなりません。技術面での課題だけでなく、企業の雇用制度や契約条件等の整備、チャレンジドの職業専門能力の向上など、社会制度面の課題も山積しています。このような諸課題に対し地道に前向きな取り組みを始めることが未来の社会を構築することにつながっていくのだと思います。
東京大学社会情報研究所のある建物
東京大学社会情報研究所のある建物
 チャレンジドをはじめとして、産業界、官庁、NPO、大学といったさまざまな立場の人々が一堂に集う場として『Challenged Japan Forum』の開催を企画いたしました。運営組織は、座長が私、須藤修(東京大学社会情報研究所助教授)、副座長が清原慶子(ルーテル学院大学教授)が務めさせていだたきます。チャレンジドを取り巻く現状や諸課題についての情報を共有し、自由闊達な意見交換を行いたいと存じます。21世紀の新たな社会づくりを志向し、行動していくために、是非フォーラムへご参加くださいますよう希望しております。

清原慶子さん

チャレンジドの皆さんが示す
ネットワーク社会の在り方

副座長 清原慶子

ルーテル学院大学教授


 その日、東京大学山上会議所は、集まった皆さんの熱気で暑さもひとしおでした。
 その中で、準備段階にあまり加われなかったため、自信のないまま総合司会を引き受けた私にとって、何よりの力と勇気の素は早朝の打ち合わせでの「ナミさんの疲れを知らない笑顔」でした。そして、8時間に及ぶ長時間のフォーラムを、おかげさまで、順調になめらかに進行することができました。
 まず最初に、テレビ会議システムを利用した金子郁容先生の基調講演は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスと山上会議所が最高のタイミングでつながり、先生の絶妙の内容をスムーズに理解することができました。
 続いての第1部の「核心討論」では、松岡正剛さんから自らの体験を踏まえた冷静な分析と暖かいメッセージが語られ、成毛真さん、手嶋雅夫さん、ナミさん、それぞれからは現実の実践をもとに率直な問題提起がなされました。それは、文字通り「革新討論」でもありました。
 そして、第2部の働くチャレンジドの皆さんと企業の皆さんとの対話も、着実にチャレンジドの皆さんの活躍を示す説得力のあるものでした。
 私にとって、今回、特に印象的だったのは、第1部と第2部の間に含められた細田和也さんと成毛真さんとの「特別対談:ChallengedとWindows」でした。淑徳大学4年生の細田さんは、極めてシャープな切り口から、視覚障害を持つ自らのコンピュータ体験を見事に客観化し、Windowsの持つ障害者が利用する上での問題点の指摘にとどまらず、むしろ、一般的なコンピュータと人間との問題へと、私たちが考察を発展、深化させる上でのヒントを提起して下さいました。まさに、見事なコンサルタントぶりを彷彿とさせる語り口でした。細田さんが示された本当に心強い存在感を、心に銘記したいと思います。
 対談後に私のお願いを快く皆さんが受け入れて下さったことで実現した、細田さん、成毛さん、ナミさん、間中さん(マイクロソフト社)の4人の握手は、コンピュータとチャレンジドの距離をさらに近づける方向を示す象徴であったように思います。
慶子&ナミねぇ
慶子&ナミねぇ
 さて、今回のフォーラムには、「障害者の情報保障」を主たるテーマとして学んでいる私のゼミの学生が3人スタッフとして参加させていただきました。会場までの道案内や、チャレンジドの皆さんのサポートをさせていただきながら、フォーラムでの内容の濃いそれぞれの皆さんのお話を聞かせていただきました。障害者福祉施設等での実習やボランティア経験を持ち、今後もそうした仕事に就職しようとしている彼らにとって、多様な参加者の鋭い報告や発言は、新たなる動機付けをあたえ、問題意識の拡大をもたらして下さったようです。そのことは、また、教師である私にとって何よりのフィードバックをもたらしてくれるでしょう。
 このフォーラムの底力を痛感した一日であり、それは今も強く継続しています。

金子郁容さん

Challenged Working
Forum(オンライン)
へのお誘い

金子郁容

慶応大学大学院教授


 慶応大学の金子郁容と申します。幾人かの仲間と一緒に、このほど、challenged(障害者)の就労に関心をもっている広い層の人達が気楽にいろいろな話題について話し合ったり情報交換したり、アドバイスを求めたり、授けたりするためのオープンなディスカッションの場を作ろうということになりました。みなさまにも是非参加していただくようお誘いする次第です。

 この場は、Chalenged Japan Forumの趣旨を、インターネットを使ってオンラインで深めるもので、Challenged Working Forum(CWF)と名付けさせていただきました。とりあえずはメーリングリストを設置しました。今後、メーリングリストをホームページに連動させるなど、より使いやすいツールを用意するつもりです。Challengedの在宅雇用、サテライトオフィスの利用、SOHO、そして、それらを可能にするための個別コンサルティングなどを行う社会的インターメディアリー(仲介)NPOの可能性、人事上の問題、法定雇用率の弾力的適応の可能性、費用負担の問題、企業としての課題と問題点、その他、多様な雇用形態についてのテーマを取り上げられたらと思います。

 この意見交換の場は、Challengedの就労について長年の実績のあるプロップ・ステーション代表の竹中ナミさん、および、プロップのメンバーでchallengedワーカーの桜井さんらが進行役になって進めてゆきます。CWFへの参加にご関心のあるかた、ご質問のある方はcwf-recpt@vcom.or.jpまでお問い合わせください。

産官学民の旗手が集ったフォーラム第3部
産官学民の旗手が集ったフォーラム第3部
 CWFは、実は、障害者雇用関連の情報をインターネットで公開して、利用しやすいように検索エンジンを作ったり、障害者雇用に関するジョブマッチングのためのプロトタイプ・データベース・システムを構築するという、幅広い実証研究プロジェクの一部として設置されたものです。この研究プロジェクトは、慶応大学金子研究室が1995年より実施しているVCOMプロジェクトの一環として立ち上げたものですが、プロップ・ステーションの竹中さんをはじめとして、Challenged wJapan Forum座長で東京大学助教授の須藤修さん、東京コロニー情報処理センターの堀込真理子さん、ネットワークゆめ工房の丹直利さん、障害者雇用促進協会の研究員である戸ヶ崎さんなど、多くの方の協力を得てスタートしているものです。

 どうぞよろしくお願いします。

松岡正剛さん

フラジャイルな反撃

松岡正剛

編集工学研究所所長
東京大学社会情報研究所客員教授


 われわれの体と心にはたくさんの矛盾と葛藤がつまっている。空腹中枢と満腹中枢は別々に作動するし、エアロビクスで体を浄めれば浄めるほど、思考は弛緩して何もまとまらない。恋心を相手にうまく伝えるのはいつの世も困難なことだし、頭に浮かんだイメージを正確にマネージできる人などいるはずもない。そのようにできているのである。

 そこで人間は文字を定着することを発明し、図像を印刷してみんなに配れることを工夫した。私はこれまで、おそらく千人以上の人々の原稿を預かり、その当人がどんな喋り言葉をもっているかを見てきたとおもうが、その八割が書き言葉とはまったく内容のソリのあわない喋り方しかできないことを観察してきた。逆に、あんなに上手に喋るのに、書くととんでもなく気取った無内容な文章になってしまう人もすくなくはない。つまりは文字を使うということは、頭で考えていることとは別な手続きなのである。

 ヴィジュアルな認識だって同じこと、写真科の学生を教えていた当時、学生たちが撮ってきた写真をその場で裏返して、「君は何を撮ったの?」と聞いてみると、たいていの学生は自分で撮った光景をちゃんとおぼえていない。はい、街のショーウィンドーを撮ったんですけど」と答える学生も、そのショーウィンドーの中のマネキンのあれこれや背景など、ほとんど記憶していないものなのだ。

イラスト
 結局、メディアの発達というものは、すべてわれわれ自身の欠陥を補完するためのものだったのである。だからこそメディア・デバイスというもの、実に便利なものなのだが、それゆえにメディアを駆使しすぎるとどうなるかというと、驕慢で奢りの高い文化を撒き散らすことになる。これが二十世紀のマスメディアがもたらした有名な病根だ。

 では、どうするか。われわれは自分自身の「弱さ」を見つめ、その「弱さ」こそがメディアをつくってきたと知るべきなのだ。そして、メディア社会に対して、いまこそフラジャイルな反撃をするべきなのである。メディアにあわせて社会をつくるのではなく、われわれのフラジャイル・ダイナミズムにあわせた社会を提案すべきなのである。

佐藤さん

大阪会場(TV会議)

デジタルハリウッド OSAKA

DHW OSAKA 事務局長 佐藤さん



OSAKA 会場スタッフ
OSAKA 会場スタッフ
久保さんのイラストを手にする関西電力絹川さん
久保さんのイラストを手にする関西電力絹川さん



寺田さん
TV会議システムでフォーラムを支援

NTTのボランテイア活動支援
『ハローねっとぼらんていあ』

NTTマルチメディアビジネス開発部 寺田

jun@mbd.ntt.co.jp


 NTTではボランティア活動を支援するため、インターネットのホームページ“ハローねっと・ぼらんてぃあ”を開設しています。プロップステーション様をはじめ、さまざまな皆様に取材協力をいただき"ボランティア総合情報"の発信をめざしています。
 ホームページでは特集として(1)身体の不自由な方のマルチメデイア利用、特に在宅勤務事例の紹介や、(2)使いやすいマルチメディア商品の紹介など皆様にお役に立つ情報をお届けしています。在宅勤務事例にはプロップステーションで活躍中の方もたくさん登場していただいています。
 その他(3)ボランティアについてよく聞かれる質問のQ&A、(4)各地のボランティア活動の紹介、(5)ボランティアに関する本やエッセイ、用語集などさまざまな情報を掲載しています。特に(6)リンク集はプロップステーションのメンバーに在宅勤務としてリンク先を抽出し、リンク相手にご了解を得ていただくお仕事を行っていただきました。現在ではホームページ作成もお願いしています。ぜひ一度ご覧ください。

ホームページのURL:http://www.wnn.or.jp/wnn-v/

第3回 Challenged Japan Forum のプログラムと、
ご出演下さった皆さん

日  時: 7月8日(火)
10時30分〜19時30分
会  場: 東京大学 山上会館
主  催: 東京大学社会情報研究所
プロップ・ステーション
株式会社ニューメディア
後  援: 社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウエア協会
協  力: マイクロソフト株式会社
VCOM
デジタルハリウッド
特別協力: 日本電信電話株式会社
座 長: 須藤 修
東京大学社会情報研究所助教授
副座長: 清原 慶子
ルーテル学院大学教授


 開催テーマ

「チャレンジドを納税者にできる日本」実現へむけたアクション・プランづくり
開会のあいさつ: 浜田 純一
東京大学社会情報研究所所長
座長あいさつ : 須藤 修
東京大学 社会情報研究所助教授


《 第1部 》

 基調提案&核心討論
「チャレンジドを納税者にできる日本を実現する」

 基調提案

金子郁容: 慶應義塾大学大学院教授
「21世紀に向けたネットワークとテレワーク」

 基調提案を受けた核心討論

司 会: 須藤 修
討論者: 金子郁容さん
松岡正剛さん(編集工学研究所所長)
成毛真さん(マイクロソフト株式会社代表取締役社長)
手嶋雅夫さん(マクロメディア株式会社代表取締役社長)
竹中ナミ(プロップ・ステーション代表)

 ☆特別対談

「ChallengedとWindows」
細田和也さんと成毛真さん


《 第2部 》

 チャレンジド&ビジネストーク
「いま何ができるか、何が必要か」
司 会: 竹中ナミ

 プロップの活動紹介ビデオ上映

 challengedワーク事例紹介(対談)


《 第3部 》

 アクションプラン
「どうすればよいのか!」

 討論会

司 会: 須藤 修
討論者: 鈴木寛さん(通産省機械情報産業局情報処理振興課課長補佐)
中田睦さん(郵政省電気通信局電波部基幹通信課長)
田中敦仁さん(自治大臣官房地域政策室室長補佐)
加藤秀樹さん(構想日本代表・慶応大学総合政策学部教授(TV会議出演))
戸ヶ崎文泰さん(日本障害者雇用促進協会・障害者職業総合センター研究員)
早瀬昇さん(社会福祉法人 大阪ボランティア協会事務局長)
杉山知之さん(デジタルハリウッド The Multimedia School 学校長)


 情報交換会と懇親会(立食形式)

 一般参加の皆さんとパネラーの皆さんが一堂に会して、意見交換と懇親を深めて戴きました。会場のあちこちで、新しい出会いと親交が深まったひとときになりました。

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