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季刊 ひびきだより(西宮中途失聴・難聴者の会 機関誌) |
チャレンジド・ジャパン・フォーラム
2005
国際会議 in HYOGO/KOBE〜 〜ユニバーサルの風を、 兵庫・神戸から世界に発信!〜 |
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ITをキーワードにチャレンジド(障害を持つ人)の自立、社会参加、及び就労に関して震災以降のチャレンジドの実績を踏まえ、国内外から政府関係者、自治体関係者、障害者福祉の専門家、企業、団体等の関係者が一堂に会し、「チャレンジドを納税者にできる日本」の実現を目指し、8月18、19日に神戸ファッションマートで開催されました。厳しい残暑の中、集まった1600名は、2日間にわたりユニバーサル社会の実現に向けての熱い提言に耳を傾けました。
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「チャレンジド・ジャパン・フォーラム2005」を聴講して
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「チャレンジド」、この言葉を聞いたのは2年前の平成15年度の宮水学園(高齢者を対象にした生涯学習大学)での講演であった。プロップ・ステーション(コンピューターとインターネットを使って、障害者の就労を支援する組織)の竹中ナミ理事長(通称…ナミねぇ−)の講演で、「障害者も納税者になろう」という話であった。このときに、「障害を持つ人々」=「チャレンジド」と言われ、「神々から挑戦すべきことを与えられた人々」という意味も含まれていることを聞かされ、非常に感動したことを覚えている。プロップ・ステーション主催のフォーラムが8月18・19日に神戸で開催されるとの案内を受け、何としても聴講したいと思った。あわせて3障害者団体と、当日の要約筆記が東京から来るプロのパソコン要約筆記者と聞いたので、ペンの会にも案内を出した。聴講した方々の受けとめはそれぞれ違うかもしれませんが、私自身は非常によかったし、勉強にもなった。
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感動そして勇気をありがとう!
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会場に一歩足を入れるとそこはバリアフリーの世界だった。そして机がいすと共にあってメモがとりやすい。次に目に入ったのはやはりOHPスクリーン、黒のバックに白の文字。今日は要約殆どなしでタイピングとのこと。いよいよ開演。日曜日の朝、TVでよくみかける男性アナとナミねぇ〜さんの軽快なテンポで司会が始まる。著名な方の出席が多いのでお決まりの司会だろうと予想していたが、「えっ?
これはなんや?」まるで友達との会話みたいな軽〜いノリでこちらもぐいぐい〜と惹きつけられてしまった。2日目、アメリカのマイケル氏の話の中で日本のトイレは諸外国よりも一番進んでるとの話しがあり、キレイ好きな日本人の象徴をここに見た感じもした。またこのフォーラムのメインともいえる、自治体首長による激論では浅野宮城県知事のインパクトのある話ぶりに惹きつけられ、また清原三鷹市長の障害者自立支援法についての考え方に共感を覚えた。障害者=気の毒な人と決め付ける今の社会。
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