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岐阜新聞 2004年4月23日より転載 |
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障害者の自立や在宅就労 |
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IT技術、ハンディ補う
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梶原知事 神戸市の施設を視察 |
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神戸市にある障害者の自立と社会参加活動を続ける社会福祉法人「プロップ・ステーション」(竹中ナミ理事長)を23日、梶原拓知事が訪ね、ITを活用した重度障害者の在宅による就労の様子などを視察した。 同法人は10年以上にわたり、ITを活用した先駆的な障害者の就労促進活動を全国で展開。大垣市のソフトピアジャパンに入居している障害者らによる「バーチャルメディア工房」(上村数洋代表)ともつながりもあり、県内のITを活用した障害者就労の在り方を探るため、視察した。 面談した竹中理事長は「障害者はITによってハンディを乗り越えられる。これまで障害者支援は労働という視点がなかったが、自分の身の丈に合った労働でお金を稼いで納税し、社会の支え手の一人になることで生きがいとなる」とITの利点を強調。さらに、「重度障害者でも在宅ワークで仕事ができる。企業に定められている障害者雇用率は、多くの企業で達成していないが、在宅の雇用も含むよう国に働き掛けている。岐阜の企業とも連携したい」と語り、梶原知事は「今後もアドバイスをしてもらいたい」と協力を求めた。 この後、梶原知事はテレビ会議システムを使い、仙台市に住む重度障害者で在宅で働く4人と会話し、激励した。 梶原知事は同日、同施設の視察とともに大阪商工会議所との懇談会に出席し「明るい日本復活に向けての処方箋(せん)−地方分権改革の推進」と題して講演したほか、神戸市の神戸ファッションマートを視察した。 |
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