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2000年(平成12年)3月7日(火曜日) 朝日新聞 より転載 |
パソコン環境改善します |
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障害ある失職技術者請け負う NPO「プロップ・ステーション」 養護学校に派遣 古い機種多く悪戦苦闘 府教委、雇用特別交付金を活用 |
古いパソコンに悪戦苦闘している養護学校でコンピューターを取り巻く環境を改善しようと、失職中の障害者たちが取り組んでいる。府教委がプロジェクトを進めており、事業を委託された、障害者の雇用促進に取り組む民間非営利団体(NPO)「プロップ・ステーション」(北区と神戸市東灘区)の竹中ナミ理事長(51)は「人や企業、行政を柔軟に結ぶ、というNPOならではの特性を発揮したい」とやる気満々だ。 |
試みは大きなインパクト 寺脇研・文部省政策課長の話 |
学校教育にNPOの力を導入することは、学校の閉鎖性をうち破る大きなきっかけとして注目している。それに、コンピューターで「障害というハンディを補う」となれば、「情報処理」だけでなく、理科や英語など一般の授業で「どう使うか」を課題とならざるをえない。この試みはコンピューターの使い方に大きなインパクトを与えると思う。 |