作者の近況

2006.7/22日

*第11回CFJ国際会議フォーラムマーマレード的(個人的)レポート2*

ナミねえが壇上でヘットライトを浴びてトークし、みんなの喝采をあび、
B氏が海外ゲストの通訳として、はでなアクションで談笑している時に
Y氏は、もくもくと裏方仕事。
フォーラム後の懇談パーティでも、会場に一度も足を踏み入れることなく、
片づけ業務に勤しんでいたそうな・・・。
その心は決まった時間に会場を明け渡さないと、追加料金を取られるからだとか。
いつも、大赤字のフォーラムの赤字を少しでも減らそうとの、彼の努力!
なんて、対照的な3兄弟なんだー。

物事には正と負、あり、陰と陽があり、光りと影があり。
華やかな舞台の裏には彼のような裏方なしには、ありえない。
それにそれぞれ、生まれてきた人生の目標が違うのだから、
どっちがいいとか、悪いとかではないもんねー。
達成感だって、それぞれに違ってそれでいい。

奇しくも、ナミねえが終わりの日の朝にホテルのロビーで言った言葉。
「あんなー、壇上にいるほうが、めっちゃ、楽やねんで。
それを支える裏方さんが、どんなに大変で難しくて、苦労が多いか。
ほんまにご苦労さんや、本当の主役は裏方さんやで。」と。

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そういえば、フォーラムがつつがなく終わった時、スタッフの一人、
プロップのKさんは、とっても満足げな顔で・・・。

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「プログラム進行のソフト、昨日の夕方からずっとやってて、出来たのは、
今日の夜明けだったんですよー。
一時はどうなるか、と思いましたー!」
きっと、きっと、その夜のビールは最高に美味しかったことでしょう!

親子三人でワシントンホテルにお泊まり。
なんか、旅行みたい?

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講演で、よかったのが、アメリカの音武くんこと、

両手両足のないジョンディー・ケンプ弁護士の話。

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ー海岸にヒトデが2個、打ち上げられていた。
2人の女の子は通りかかって、一人の女の子はヒトデを海に帰してやり、
もう一人の女の子はいつものことだ、とヒトデを見捨てた。
そして、ヒトデを海に帰してやった女の子に、その子は訪ねた。
「たくさんのヒトデがいつもいも、海岸に打ち上げられているのよ。
そんなことして、なんになるの?
仕方のないことだし、意味のないことよ。」
すると、女の子は答えた。
「このヒトデにとっては意味があることよ。」
エー話やー!

そして、もう一人、サリドマイドのレーナ・マリア


彼女は両手が全然なく、片足も発育不良なのだ。
なのに、足でなんでもできるそう。
水泳などはパラリンピックでメダリストのスーパーウーマンだ。

ーある日タイの王女様とディナーすることになった。
タイでは足の裏を見せる事は下品なこととされ、タブーになっている。
レーナ・マリアはいつも、足で食事をとっている。

係りの人がこの時だけ、、だれかにスプーンで食べさせてもらったらどうか、と訪ねた。
「私は2才になってからはだれかに食べさせてもらったりしていませんから、お断りします。」

そうしたら、ディナーを別室でとったらどうか、とまた訪ねた。
「一人でさみしくディナーをとりたくありません。」

係りの人はお手上げになった。
そこで、レーナは直に、タイの王女さまに電話をかけた。

「私は通常、足で食事をするのですが、そのやり方でお食事させていただいて、よろしいでしょうか?」と。
すると、王女はこう言った。
「it`s cool! 超かっこいい!、私もあなたが足で食事するところを見てみたいわ!」

・・


えー、話や!

でも、どちらの2人も、まわりに充分愛されていたから、今の自分があるそう。
まず、愛、ありき。
やっぱりねー。

末娘を店番させていた時、3人の大臣がSPに囲まれて会場入り。
川崎厚生労働大臣・ 谷垣財務大臣・ 猪口内閣府特命担当大臣。
3人の頭上には末娘でも感じとれるほどの、オーラが渦巻いていたそう。

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小泉総理、麻生外務大臣、大平光代のビデオレター。

うーん、ゆっくり聞いているとためになるなあ・・・。
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