作者の近況0482 Document

夏のバス物語 その1

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バスもなかなかいいものだ。
ぼおーっとして乗っていられるし、ゆっくり本も読める。
作者夫婦はこの夏バスでジムに通う。
それはそれでいいものだ。
ジムの帰り、ビールを飲んで帰れるしね。

ある日は巨大な壺を持って入った婦人に対して
乗り合わせた人々はみんなで手を貸し、壺を支えてあげ、
そのうちに四方山話を初めてニコニコ。

見知らぬ者同士の交流が車内に広がるのを目撃。

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またある日は席に座れずぐずる子供たちに
老人席に座ったおじいいさんが自分の宝物そうな、
手帳を見せて子どもたちと
コミュニケーションを計るのを目撃。
席が遠かったために
その手帳になにが描かれているか、
見ることはできなっかったけど、
たまたま同じバスに乗り合わせたという連帯感が
人の輪を作る・・・日本も、まだまだ捨てたものではないぞ!

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