坂口大臣顔写真 厚生労働大臣 坂口 力 様よりのメッセージ

21世紀の新年、明けましておめでとうございます。

「全ての人が誇らしく生きるために、ITを活用しよう!」というプロップ・ステーションの活動は、慈雨を待ち受けていた草木のように、今、生き生きとして社会に広がりをみせています。人はみな社会に貢献しながら生きたいと念願しているが故に、プロップの「身の丈にあった生き方で支え合おう」という主張が、共感のうねりを造り出しているに違いありません。

プロップでは、障害を持つ人々を「チャレンジド」と呼び、待ち受ける人ではなく挑戦する人に意識を変革させたことは、障害を持つ人々に大きな希望を与えました。自分の力で生き抜くことの充実感が社会の仕組みそのものを変える動きに発展しようとしています。
「チャレンジド」は大きな可能性を秘めた人たちであり、その可能性を引き出すプロセスこそ福祉なのだというプロップの主張に、感銘を受ける一人です。
「手をさ差し伸べる福祉」から「手を貸す福祉」「手を取り合う福祉」への転換が求められている今日、初代厚生労働大臣として新しい福祉のあり方に真剣な取り組みを決意しています。
社会福祉法人プロップ・ステーションにおかれましては、更に新しい立場からの取り組みを続けられ、チャレンジドの皆さんの生き甲斐が大きく前進することを期待しています。
プロップのご発展を、お祈り申し上げます。

プロップ・ステーションは、1998年9月に、日本で初めて「ITを活用した社会福祉法人」として厚生大臣認可を受けましたが、「家族の介護を受けながら在宅ワークに携わるチャレンジド」を生み出したその活動は、厚生・労働両省に深く関わるものです。
この度の省庁再編に伴い、初代「厚生労働大臣」に就任された坂口力さんから、メッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
厚生・労働両省が統合されたことが、チャレンジドや高齢者の就労促進を一層推進する起爆剤になることを、心から願っています。

プロップ・ステーション理事長
竹中ナミ(ナミねぇ)

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