作成日 1998年12月吉日
竹中 ナミ(たけなか なみ)
☆メッセージ プロップとニューメディアの主催で過去3回開催してきた「チャレンジド・ジャパン・フォーラム」を、第4回の今回は実行委員会形式で国際会議として開催することになりました。 実行委員長の北村先生、事務局をご担当下さる神戸デジタル・ラボの皆さんをはじめ、多くの方々のボランタリーな力の結集で、手作りの会にしようと頑張って準備を進めています。
スペインのオンセ(NGO)、スエーデンのサムハル社など、チャレンジドが仕事人として、誇りを持って社会を支えている海外の事例をご紹介するとともに、国内における新しい社会システムの構築に向け、各界の皆さんに熱い議論を交わして戴きたいと思っています。お忙しい時期とは思いますが、どうかお誘いあわせてご参加下さるよう、心からお願いいたします。 ☆プロフィール 1948年 神戸市生まれ。中卒(おまけにバツイチ!)。ニックネームは「 ナミねぇ」。 長女(現在25才)が重症心身障害児だったので、日々の療育のかたわら障害児医療・福祉・教育について独学し、challenged(障害を持つ人達)の自立と社会参加を目指して、娘とともに活動を続けてきました。 *手話通訳 *視覚障害者のガイド *重度身体障害者通所施設での介助・介護 *おもちゃライブラリーの運営 *痴呆症の方のデイケア *障害者自立支援組織メインストリーム協会(西宮市)事務局長 などのボランティア活動を経て、1991年5月メインストリーム協会内に就労促進部門としてプロップ・ステーションを設立。翌92年4月、大阪ボランティア協会内に 事務局を移転し、代表に就任しました。 長女は現在、兵庫県小野市にある国立療養所青野ヶ原病院の重症棟に入院しており、病棟の皆さんの温かい看護を受けて過ごしています。私は支援下さる病棟の皆さんに感謝しつつ、プロップの活動に励む毎日です。 ライフサポート情報通信システム推進研究会バリアフリー推進部会(郵政省)、NPOと行政のパートナーシップの在り方に関する研究会(自治省)、生涯教育情報ネットワーク委員会(兵庫県)などの委員を歴任。関西学院大学度総合コース非常勤講師などもさせて戴いています。 婦人公論1996年12月号「障害者が働くということ」、(月刊)インターネットアスキー「インターネットとチャレンジド」(連載)などの著作がありますが、8月には初めての単行本を筑摩書房から出版します。タイトルは「プロップ・ステーションの挑戦−−チャレンジドが社会を変える−−」です。一人でも多くの方に読んで戴けたら幸いです。 E-mail nami@prop.or.jp
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