『FLANKER』発行のご挨拶
編集長 桜井龍一郎

 去年の春、就職をしたいというほんの一握りの障害者の声からスタートしたプロップステーション設立の活動でしたが、同じ思いの障害者や支援者が次々と準備委員に参加して大きく動き出し、アンケート結果から全国の障害者も同じ思いでいることが分かり、準備委員一同勇気づけられて日々の活動を行っております。そんな全国の皆さんと、より緊密なつながりをもって、全国の皆さんの声という強力な後ろだてを得てプロップステーションの設立に向けて運動していけるように、今回機関誌『FLANKER』を発行することになりました。

 この『FLANKER』という名は、ラグビーのポジションの名前で、スクラムの前列中央にいる『プロップ』(これがプロップステーションの名前の由来)を左右から支える役割をします。つまり、プロップステーションの活動を機関誌『FLANKER』で支えていこうという訳です。

 こういうプロップステーションの願いが込められたスクラムに『FLANKER』を通じて、皆さんにもどんどん参加して頂きたいと思っております。つまり、より多くの方に『FLANKER』を読んで頂きたいのです。より多くの方に『FLANKER』を読んでくださることが、私たちにとっては何より力強いのです。さらに皆さんから意見や感想などをお寄せ頂ければ、なお私たちには活動の大きな支えになります。皆さんの思いをどんどん募集してより多くの人にお伝えすることによって、コンピュータを通して障害者の就労問題、またそれ以外のどんな事でもいいですから、全国の皆さんとコミュニケーションができれば、こんな素晴らしいことはありません。そして、『FLANKER』は、一般にみられるような障害者団体の堅苦しい機関誌にはしたくないと考えています。楽しい話題や、日常の何気ない話題まで、広範に取り扱って面白い『FLANKER』づくりを目指しております。そして私たちの方からは、コンピュータと障害者の就労の結び付きを観点にした話題を提供していきたいと思っております。私たちの力で皆さんに満足して頂ける『FLANKER』が作れるか全く自信はありませんが、これから末永く『FLANKER』にお付き合いして頂けることを挨拶にかえさせて頂きます。


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