【編集後記】

 多くの方々のご協力で、創刊号発刊にこぎつけました。心より感謝申し上げます。特に表紙デザインに関し、鈴木純子さん、藤原隆文さんのご協力を戴いたことは、何ものにも変えがたい喜びです。
 鈴木さんはヒューマンな絵本を次々発表しておられる、新進気鋭の童話作家です。私たちの想いと鈴木さんの想いが出会い、新作を連載形式で表紙絵としてご提供下さる事になりました。
 藤原さんは、ポリオによる下肢障害を持ちながら、「Ad. ぴのきお」というデザインハウスを主宰しておられ、私たちの友人として「FLANKER」の題字をプレゼントして下さいました。
 お二人のご協力で、素晴らしい表紙の機関誌となりました。まだまだ表紙負けした内容とも思いますが、編集委員一同、より充実した「FLANKER」をお届できるよう精一杯の努力をいたしますので、今後ともご愛読を何卒よろしくお願いいたします。

(ナミねぇ)


 突然、編集長をやることになってしまってからというものは、原稿作りや編集作業の日程を決めたり、ボランティアを集めたりなど、なれない仕事でてんてこまいでした。けど、何とか発行にこぎつけて、一安心。編集委員への連絡にはパソコン通信が役に立ちました。通信は始めたばかりですが、一度に複数の人とやり取りができ、相手がその時間にいなくても連絡が取れる便利さには感心しました。

(げんた)


アンケートを集計して感じたこと(編集後記? 意見が整理できていない!!)

 障害者の方の就労意識が高いことにビックリ。しかし、就労に関する意見などを読んでいくうちに皆さんの意識にびっくりした自分がなさけなくなった。仕事をして毎日暮らす。あたりまえのこととして、ほとんど何も考えたことはなかった。ところが最近、病気で仕事ができなくなった人と話をしていて気がつきました。彼女もみなさんと同じようなことを感じていると。「働かないことは、経済的だけでなく、精神的負担、不安が非常に大きい。」アンケートの中にあった意見と彼女の不安。障害者でも、健常者でも感じることに大差はないと。あたりまえですよね。おんなじ人間なんですから。でも、この辺のことさえ、つい、このあいだまで、気がついていなかった。

 図書紹介した大熊さんの本の中に“ハンディキャッパデ”というスウェーデン語が紹介されています。「ハンディキャッパデ」は、車いすに乗った人や盲目の人以外に、けがで治療中の人、妊娠中の女性、大きいな荷物を抱えている人にも使われます。つまり、「ある環境のもとでの不利な状態」を表す言葉なのです(「「寝たきり老人」のいる国いない国」より)。障害者の皆さんだけでなく、私たちもそう呼ばれる状態がありえることから、この言葉が日本でも広まればいいなぁと思います。最近「障害者」とか、「健常者」とかいう言葉を嫌っている人が増えてきたように感じる。外来語の好きな日本人。最近は、英単語がどんどん日常語になりつつある日本で「ハンディキャッパデ」は、結構広めやすい言葉かもしれません(甘いかな?)。もちろん、その言葉の裏にある考え方も合わせて広めていきたいです。

  パソコン通信に関して
 外見から入るのではなくて、中身から入る。障害者の方が強く望まれていることではないでしょうか? 私は、今まで、障害者の方と接したこと(話す、会う、助ける、etc.)がありませんでした。障害者の方に対する考え方は、「差別してはいけない」という貧弱なもの。でも、こういう健常人は、決して少なくないと思います(自分は普通という考え方も危ないですが…)。こうして大人になった私。どうやって障害者の方と接していけばよいのか、とまどうばかりです。(わからなくて、接しなくなってしまうケースも多分に考えられる。)
 ところが、そんな不安を吹き飛ばしてくれる世界があったのです。それが、“パソコン通信”の世界でした。うめ吉さんもげんたさんもKAMEさんもみんな自分から“僕は障害者”と書かなければ、何も外見はわからない世界。中身で勝負しようと思っている方にとっては、絶好の世界であると思うのですが…。

 まだまだ、障害者のみなさんとおつきあいするのが、素人の大和なでしこです。失礼なこと等言っているかもしれません(本人は全く気づいていない)。今後とも「FLANKER」同様、ご指導ご鞭撻くだされば幸いです。

(大和なでしこ)


 僕はパソコンのことについては、ズブの素人です。PSの編集委員でありながら、パソコンにウトイなんてどうかと思うけど、皆様よろしく。
 ところで、僕は今西宮市で、部屋を探しています。西宮市民の皆さん、心当たりの方はPSの事務局まで連絡下さい。
 ついでに、彼女も募集しています。タイプとしては、外見には拘りません。歳は二十から三十まで。性格がよければそれでいい。心当たりの方は同じく事務局まで。

 先頃、自費出版で待望の詩集を出しました。興味のある方は、大阪・梅田の紀伊国屋の総合印刷コーナーまで足をお運び下さい。
 プロップ・ステーション実現まで頑張ります。ご鞭撻、ご指導よろしく、お願いします。

(広内)


 今日、初めて皆さんの仕事をしている場面を拝見して、大変そうに感じました。1つの雑誌(?)を作るのに、大変な努力をしている事に感動しました。これからも頑張って下さい(初めての参加で戸惑っている)。これからもよろしくお願いします。僕も、昭和57年4月から昭和59年12月24日まで淡路の盲学校にいました。

(谷口)


 ハロー、うめ吉です。まさか今日になってから文章をつくらなあかんとはおもわんかった。それがいやで、***の編集降りたのに…、ふぁー。

(うめ吉)


 徹夜明け、創刊号最終編集会議。「眠いのだッ!」編集後記を書けとの厳しいおたっしに回ら頭をフリフリと原稿に向かう亀です。
 いろいろと思いはあれども力不足、忍耐不足。う〜みゆ、だれか助けてくれぇ〜ッ!

(かめ)


 お手伝いできて良かったです。

(宮本)


 このFLANKERが皆様のお手元に届いている頃、私はピチピチの初心者ドライバーとなっているだろう(あくまで希望)。微力ですが、これからがんばります。

(箱入り娘)


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