リレーエッセイ 「チャレンジドの夢」

 杉本 睦子さんの場合

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「私とパソコン(1)」

吉田さんイラスト 私がパソコンと出逢ってから、パソコンの故障、フォトショップが苦手になった理由などを2回にわたって書いていきたいと思います。
 私がパソコンに触ったのは、2年半前にプロップのMacセミナーが最初でした。それまで、ワープロが使えていたし、パソコンには全く興味がありませんでした。でも、Macセミナーに何回か通ううちにだんだんおもしろくなり、初日に竹中さんより「家でもパソコンを買って復習をしてもらわないと」といわれていたので、パソコンを買わなければと思っていたのですが、どれを買えばいいのかも全然わからずボランティアの人や先生方にお聞きすると、Performaのある機種がいいよと勧められ、それを買いに2月の初め初めて日本橋にいきました。日曜日ということもあり、今まで見たことのないようなたくさんの人達が歩いていました。そして、教えられたお店に迷いながら到着し、その機種をいうと、それは売り切れたといわれ、また、別の店にいっていうとまた売り切れ、、、。それでしかたなく、店頭にでていたパソコンを見ていると、知り合いの人がお店にいて、Performa 5210、モデム、プリンターなどを買い、マウスパッドやフロッピーなどいろいろおまけをしてもらい、いっていた機種はなかったけれど、パソコンは買ったしおまけもいろいろもらったしとHappy気分で帰ってきました。
 それから3ヵ月たった5月の初め、セミナーもイラストレーターにはいっており、質問のお手紙をシンプルテキストで作成中に急に画面が小さくなり、次のセミナーにいってお聞きすると、「この機種はよく起こっている故障でメーカーに出さないとなおらない、すぐにAppleのお客様相談室にいったほうがいいよ」といわれ、買ってまだ3ヵ月しかたっていないのに、、、などと思いながら、連絡をとりました。すると、「その部品が今日本にはなく、アメリカから取り寄せるので大分時間がかかります。そのまま使っていても問題はないので、使っていてください。はいってきたら連絡いたしますので。」といわれ、そのまま使っていたのですが、パソコンを触って何ヵ月かのド素人だし、電源をいれるたびに不安で不安で、、、。
 それから、2ヵ月近くたっても何の連絡もなく、初級コースが終わり中級コースのフォトショップのセミナーの前に修理に出そう、そうすれば、こんな不安なままでフォトショップは復習しなくていいんだと思い買った店にもっていき修理にだしたのですが、それが私をフォトショップ苦手の原因にしてしまいました。

(つづく)

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