作成日 1998年12月吉日

☆日本アイ・ビー・エム株式会社
 人事 人事管理 次長
 (日本経営者団体連盟 政策調査局 労務法制部 次長)

 西 嶋 美那子(にしじま みなこ)


☆メッセージ

「障害のある人の社会参画に関しては、このところやっと“普通”になってきたと感 じている。

 “普通”というのは不適切な表現と思われるかもしれないが、もっともっと当たり前の状態であって欲しいと願っている立場からは、やっと自然に受け入れようとする社会が出来つつあると感じているからである。

 障害のある方が街に出て、仕 事に就いて、“普通”に暮らしていける社会は、これからますます高齢者化が進む日 本の社会にとっても欠かせない環境である。

 また、企業のなかで働き続ける障害のあ る社員にとっても、環境整備が必要な場合が多く、“必要な配慮と不要な遠慮”が徹底されることを望んでいる。

 障害のある人も、ない人も、夫々の立場からこの問題を 考えていくことによって、大きな結果に結びつくと思っており、このフォ−ラムに期待したい。」


☆プロフィール

1970年タイム・インコーポレイテッド入社、タイム誌広告局勤務。

1972年11月日本アイ・ビー・エム株式会社入社、藤沢研究所で外国人マネジャーや取締役研究所長の秘書として勤務

1980年より本社役員秘書として営業部門、本社スタッフ部門を経験する。

1985年人事部門へ異動し、人材開発スタッフとして管理職教育等を担当。

1986年10月より人材管理部門でイコール・オポチュニティー・プログラムを担当し、全社的な女性活用推進と、女性の働きやすい環境作りを日常業務とする。

1990年2月より新設組織「イコール・オポチュニティー推進」を担当し、従来よりの女性社員対応に加え、障害を持つ社員に対する雇用問題や働く環境整備も手がける。

1995年8月より日本経営者団体連盟に出向し、労務法制部に勤務し現在に至る。男女雇用機会均等法の改正や、障害者雇用促進法の改正にあたり、企業側の意見調整や、雇用相談などを担当する。



女性問題に関する委員会等


・ 21世紀職業財団「女子雇用管理アドバイザー」

・ 労働省「女性労働者の能力発揮促進に関する研究会」委員 ・ 労働省「再雇用制度研究会」委員

・ 東京都「東京都児童環境づくり推進協議会」委員 障害者問題に関する委員会等

・ 文部省「高等教育課程分科審議会」「特殊教育課程分科審議会」委員

・ 労働省「地域障害者雇用支援ネットワークに関する研究会」委員

・東京都「東京都聴覚障害教育検討委員会」委員 ・ 日本障害者雇用促進協会 「障害者の職域拡大に関する事業主相談援助業務検討委員会」 委員 ・ 日本障害者雇用促進協会「働く広場」編集委員

・ 東京都障害者雇用促進協会 広報委員 ・ 雇用開発センター「企業における障害者雇用に向けた問題解決努力の実態に関する調査 研究委員会」委員<


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