
太田 茂(おおた しげる)
川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科教授
略 歴
- 生年月日
- 1942年(昭和17年)6月24日生れ
- 本 籍 地
- 岡山県岡山市天瀬96番地
- 出 生 地
- 岡山県岡山市天瀬9丁目15番地
- 学 歴
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1955年3月 岡山市立清輝小学校卒業。
1958年3月 岡山大学教育学部附属中学校卒業。
1961年3月 岡山県立岡山操山高等学校卒業。
1965年3月 京都大学工学部電気工学科卒業。
1996年3月 岡山大学大学院自然科学研究科修了。博士(工学)号取得。
- 職 歴
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1965年4月 富士通信機製造株式会社(後に富士通株式会社と改称)入社。
1990年4月 旭川荘厚生専門学院非常勤講師就任。 (現在に至る) 。
1991年3月 富士通株式会社退社。
1991年4月 川崎医療福祉大学医療技術学部医療情報学科教授就任。
1994年4月 国立特殊教育総合研究所養護教員短期研修課程講師就任。
1996年4月 川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科教授(兼任)就任。
- 社会活動歴
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1985年4月 福祉システム研究会1)設立。代表就任。
1988年7月 日本電子工業振興協会・ヒューマニティ・エレクトロニクス
調査委員会2)幹事就任。(1996年3月まで)。
1989年9月 通商産業省機械情報産業局・障害者等対応情報機器開発普及
推進委員会3)委員就任。 (現在に至る) 。
1991年4月 岡山県医用工学研究会理事就任。 (現在に至る) 。
1994年3月 IISF/ACMJ国際シンポジウム4)開催。実行副委員長就任。
1994年4月 神戸市福祉機器総合運営委員会委員就任。(中断中)。
1995年4月 岡山市障害者施策推進協議会委員就任。 (現在に至る) 。
1995年4月 ヒューマン・インタフェース・シンポジウム'96 実行委員就任。
1995年9月 日本障害者リハビリテーション協会・障害者情報ネットワー
ク検討委員会委員就任。(1996年3月まで)。
1996年4月 日本電子工業振興協会・情報機器アクセシビリティ委員会
(旧ヒューマニティ・エレクトロニクス調査委員会)副委員長就任。
- 主な著書
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「障害者の可能性を拡げるコンピュータ」、中央法規出版、1990
「困った時のエレクトロニクス」、中央法規出版、1991
「ADAの衝撃」、学苑社、1991
「暮らしが変わる、ハイテク福祉」、中央法規出版、1992
「コンピュータと人間の共生」、コロナ社、1994
Proceedings of the IISF/ACMJ International Symposium on Computers as
Our Better Partners", World Scientific, 1994
- 研究分野
- 福祉工学、医用工学
- 所属学会
- 電子情報通信学会、情報処理学会、日本ME学会、ライフサポート学会,
ACM各会員
社会活動内容の詳細
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- 幼時のポリオ罹患経験(今も右足に後遺症有)、
- 長男(1973年生)が重度聴覚障害児であること、
- 学生時代からコンピュータに魅せられ、富士通入社後も一貫してソフトウ
ェア開発に従事、大型機からパソコンまで幅広くシステム開発経験→福祉分野におけるエ
レクトロニクスの活用、つまりハイテク福祉の促進を目的とする市民団体を設立。東京都
町田市、神奈川県川崎市および静岡県浜松市で、障害者向けワープロ/パソコン教室を開
催する一方、毎月東京で技術部会を開催し福祉機器・システム開発と啓蒙活動を続けてい
る。パソコンの画面読み上げソフト、文字会話システムの開発や、米国リハビリテーショ
ン法508条「電子機器アクセシビリティ」とその指針を翻訳する等の実績多数。
- 日本版「電子機器アクセシビリティ指針」を制定するための調査研究活動を嚆矢として、
後述する「情報処理機器アクセシビリティ指針」および「障害者等情報処理機器アクセシ
ビリティ指針」の草案作成。また、同指針を普及させるための全国キャラバン実施中。
- 1990年12月「情報処理機器アクセシビリティ指針」制定。また、これの改訂作業を
行い、1995年6月「障害者等情報処理機器アクセシビリティ指針」官報告示。
- コンピュータの福祉分野における応用を主題とする初の国際会議。(東京渋谷の国際連合大学にて開催)。