新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
 平成13年10月17日(水)  取材者   宮城県柴田農林高等学校
  伊藤 杜夫
  田村 悌悠
  阿部 伸子
 競技名
 ウエイトリフティング(少年男子)
 競技会場
 宮城県柴田高等学校第二体育館
高校新記録132.5kgを出した高橋俊郎選手の優勝の瞬間

 ウエイトリフティング少年の部105kg級スナッチ競技で秋田県代表の高橋俊郎選手(秋田経済法科大学付属高校)が、自身が持つ高校生記録の130.0kgをさらに上回る高校新記録132.5kgを出し、1位になりました。左の写真は、132.5kgを持ちあげる瞬間です。
 また高橋選手は、クリーン&ジャーク競技においても、155.0kgの成績で1位になりました。
 おめでとうございます。

 会場には、たくさんの綺麗な菊の花が飾られており、会場を華やかにしていました。
 出場している選手や役員の方々ばかりではなく、国体を盛り上げ、成功させるために、多くの人が陰で頑張ってくれている様子がわかりました。
 私たちも国体期間中、毎日このレポートを行いました。会場の雰囲気をうまく伝えることが出来たでしょうか。慣れない仕事で戸惑いもありましたが、貴重な体験が出来たと思います。
会場に沢山飾られた綺麗な菊の花
+105kg級で第3位に輝いた吉田守選手の演技 おめでとう!!
+105kg級 第3位 吉田守選手

 吉田守選手は、私たちが通う柴田農林高校の3年生です。吉田選手は、スナッチで5位、クリーン&ジャークで3位という成績を収めました。試合後の吉田選手にインタビューしたところ、3位という結果には納得していなかったようです。しかし、クリーン&ジャークで、普段の練習で挑戦したことのなかった152.5kgを持ちあげようとしていた姿は、同じ高校生として見習うべきものがあると感じました。吉田選手は、今後もウエイトリフティングを続けていきたいと話していました。