新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
 平成13年10月17日(水)  取材者   仙台高等学校
  櫻井 未央
  杉山 育子
 競技名
 バスケットボール(成年女子、少年男子、少年女子)
 競技会場
 仙台市体育館
少年男子決勝・会場全体が熱気に包まれた千葉対秋田の試合の様子
「少年男子決勝」
決勝の組み合わせは接戦をものにしてきた秋田と、すべての試合を100点ゲームで勝ち上がり勢いに乗る千葉との戦いになりました。
試合は第1Qから千葉の堅い守りと正確に決まる3Pシュートで徐々に点差を広げて行く。第4Qでは秋田も25―30と千葉を上回る点を上げたが、点差は縮まらなかった。
会場は決勝戦を応援しようと言う観客で超満員となった。一つ一つのプレーに一喜一憂しながら試合に見入っていた。
会場は物凄い熱気に包まれ試合が終わってもしばらく両チームへの拍手が鳴りやまなかった。
「成年女子準決勝」
(京都対沖縄)
 第2Qまでは京都が37―17で沖縄相手に優位にたっていたが、第3Qになると流れは沖縄に傾き、京都が16得点に対し沖縄は42得点もかさねた。その結果、53―59で後半勢いに乗った沖縄が逃げ切った。
(宮城対石川)
 宮城は序盤から正確なプレーで得点を重ねていった。中盤になると石川も積極的にボールをとりに行き点数を上げるが、宮城の前半からの大量リードを逆転する事は出来なかった。
成年女子準決勝・京都対沖縄戦で、逆転し喜びあう沖縄の選手達
会場の「沖縄コール」の声援に合わせ手拍子をする沖縄の選手とコーチ
いよいよ明日で最終日となりましたが、私達がこれまでの4日間で感じ、うれしく思ったことは、観客の皆さんが色々な県の選手を大きな声で精一杯応援していたことです。地元宮城の選手はもちろんのこと沖縄の選手が試合に望んでいる時には会場全体から「沖縄コール」が起こり、それに合わせて沖縄チームのコーチまでもが一緒に手拍子をしてくれ会場が一つになっていたと思います。明日が最終日となってしまいましたが、明日も選手の皆さんに心強い味方となるような応援をしてもらえたら良いと思いました。