新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
 2001年10月15日(月)  取材者   宮城県柴田農林高等学校
  伊藤杜夫
  田村悌悠
  佐久間友美
  阿部伸子
 競技名
 ウエイトリフティング(成年男子)
 競技会場
 宮城県柴田高等学校第一体育館
成年男子69kg級、秋田県の後藤貴選手(秋田経済法科大学)が、スナッチで大学新記録の130kgを達成


 柴田町の柴田高校第一体育館で、ウエイトリフティング競技が行われています。
 ウエイトリフティング競技は、スナッチとクリーン&ジャークの2つの競技があります。
 スナッチ競技は、バーベルを一気に頭上まで挙げ支える競技です。
 左の写真は、成年男子69kg級において、秋田県の後藤貴選手(秋田経済法科大学)が、スナッチで大学新記録の130kgを達成した姿です。
                


 次にクリーン&ジャークについて説明します。クリーン&ジャークは、最初に肩の高さまでバーベルを挙げて支えてから、頭上に挙げるという競技です。スナッチに比べて、一度肩で支えるので、より重いバーベルを挙げることが出来ます。
 右の写真は、同じく成年男子69kg級において、埼玉県の齋藤和巳選手(自衛隊体育学校)が、大会新記録の170kgを持ちあげた時の写真です。齋藤選手は、この種目で1位になりました。
 
クリーン&ジャークで埼玉県の齋藤和巳選手(自衛隊体育学校)が、大会新記録の170kg
表彰式

 100kgを越すようなバーベルをいとも簡単にもちあげる時の力強さとその筋肉は、まるで超人のようでした。
 2人の選手が、2時間あまりの競技の中で大学新記録、大会新記録という新しい記録を樹立していました。その様な場面に立ち会うことが出来るのも、全国から優秀な選手が集まってくる国体だからこそなのではないでしょうか。
 明日以降も今日のような新記録が生まれてくることを期待したいと思います。選手のみなさん頑張ってください。