新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
   2001年10月14日(日)  取材者     宮城県小牛田農林高等学校
      諏訪部 あゆみ
      田中 郁恵
 競技名
   なぎなた
 競技会場
   岩出山町立岩出山中学校体育館
「鶏舞」の風景
★★なぎなた開始式★★
   秋季国体の「なぎなた」は、岩出山中学校の体育館で行われました。 開会式は選手たちの入場から始まりました。会場は全国から集まった選手の皆さんや、 応援をしに来た人たちでいっぱいでした。
   競技が始まる前に上野目神楽の保存会の皆さんによる「鶏舞」が披露されました。 この「鶏舞」は一時期、後継者不足などの理由で失われかけていましたが、上野目小学校の皆さんの活動により、 伝統を受け継ぐことができるようになり、この国体がお披露目の場となりました。
少年女子 演技競技 初め!
   国体1日目、最初に行われたのは、なぎなたの競技の1つ、「演技」です。 演技は防具を身につけず、指定された形を「しかけ」と「応じ」に分かれて、形を競い合います。
   緊張した雰囲気の中、選手たちの力強いかけ声が大きく響いていました。 判定は5人の審判が赤か白の旗を挙げ、数の多い方が勝ちとなります。 判定が下される一瞬の間は会場に緊張が走りましたが、決まったときには歓声や拍手が起こりました。 キレのある動きでしたが、なぎなたの使い方が柔らかでキレイでした。
なぎなた「演技」風景
インタビューに応じる宮城県選手
☆☆宮城県 初優勝おめでとう!!
   決勝戦では、「宮城」と「福島」の東北対決でした。 判定は4:1で宮城の横澤亜希さんと村田春香さんが優勝しました!! 2人とも地元・岩出山町出身で現在は育英高校の3年生です。
   試合が終わった後は緊張感が残っていたようですが、 会場を出た後は緊張が一気にほどけて嬉し涙を流していました。インタビューでは、 「いつも通りの私たちの演技で優勝できました。とてもうれしいです!」と、笑顔で話してくれました。 たくさんの記者やカメラに囲まれた中、さわやかに気持ちを語ってくれました。