新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
 平成13年10月14日(日)  取材者   宮城県柴田農林高等学校
  伊藤 杜夫
  田村 悌悠
  佐久間 友美
  阿部 伸子
 競技名
 クレー射撃
 競技会場
 宮城県クレー射撃場
トラップ競技の様子


 クレー射撃競技は、村田町の宮城県クレー射撃場で行われています。
 クレー射撃とは、石灰などで作られたクレーとよばれる円盤状の物を空中に飛ばし、散弾銃で射撃、当たった数によって順位を競う競技です。
 競技種目には、トラップ、スキート、ダブルトラップがありますが、国体ではトラップとスキートの2種類が実施されています。
 左の写真は、トラップ競技の様子です。トラップは、横一列に並んだ5つの射台で競技されます。自分なりのかけ声でコールすると前方にあるクレー放出機から中央、右、左のいずれかへクレーが飛びます。


 スキート射撃場は、半径19メートルの半円形に近い形をしており、8つの射台が置かれています。クレーは、左右2カ所から飛ばされます。
 右の写真は宮城県代表の玉渕功選手の競技の様子です。玉渕選手は、このラウンドで見事25枚すべてのクレーを打ち抜きました。最後のクレーを打ち抜いたときには、観客のみなさんから大きな拍手がありました。
 玉渕選手は、大学生の頃からクレー射撃をされており、学生時代には優勝もしているそうです。明日以降の競技でも今日のような素晴らしい成績をあげて欲しいと思います。

宮城県代表の玉渕功選手の競技の様子
宮城県代表チームの千葉武監督
 宮城県代表チームの監督である千葉武監督にお話をお伺いしました。今回の国体は、地元開催ということもあり選手は大きなプレッシャーの中で競技をしているそうです。30分で25発の射撃を行うことは、大変集中力がいるように思えました。監督さんも技術的な面以上に、選手のメンタル的な事が一番大きいと話されていました。
 私たちは初めてクレー射撃を見ましたが、監督さんがお話しされていたように、難しいルールもなく、楽しく見ることが出来ました。
 選手のみなさん、明日以降の競技も頑張ってください。