新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
 平成13年9月10日(月)  取材者   国立宮城工業高等専門学校
  伊藤 真人
  後藤 緑
  佐藤 麻衣子
 競技名
 セーリング
 競技会場
 名取市閖上特設ヨットハーバー
台風15号の影響で全レースが中止に。早々に撤収作業に当たる選手の皆さん。


 セーリング競技では初日から、台風15号の影響が心配されていましたが、9時10分から開かれた代表者会議において、10日と11日の全レース中止が報告されました。早々に撤収作業にあたられる選手の皆さんはもちろんのこと、熱戦を楽しみにしておられた観客の皆さんからも、試合中止を残念がる声がしきりと聞かれました。

閖上わかば幼稚園の園児とその保護者の方々約80名が観戦に来て間近に船を見て「ふね、カッコいい!」とはしゃいでいました。


 「ふるさと会」の行事で、地元の閖上わかば幼稚園の園児とその保護者の方々約80名が観戦にいらしてました。「ふるさとを知り、愛着をもつ」ことを目的とした行事で、地元宮城で開かれるこの国体を楽しみに、今年の4月頃から企画なさっていたそうです。レースが台風の影響で中止になってしまい、子供たちからは残念がる声も聞かれましたが、一方で、船や選手の方々を間近に見て「ふね、カッコいい!」とはしゃぐ姿も見られました。この後、近くの砂浜で遊び、お弁当を食べて帰るとのことでした。

来年、再来年と上位入賞を目指してゆきたいと気持ちを新たにしていた沖縄県チームの皆さん。


 沖縄県チームの皆さんに、ご意見をお伺いしました。今回の宮城国体について、全体的な印象をおたずねしたところ、「風がいい感じで吹いていて、良いレースができました」というコメントをいただきました。「来年、再来年と上位入賞を目指してゆきたい」とのことでした。急な撤収作業でお忙しい中、快くインタビューに応じていただき、また写真撮影にも気軽に応じてくださいました。ご協力ありがとうございました。