新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
 平成13年9月9日(日)  取材者   宮城県小牛田農林高等学校
  諏訪部 あゆみ
  田中 郁恵
 競技名
 綱引(障害者スポーツ)
 競技会場
 古川市総合体育館
迫力のあるかけ声と共に力強く綱を引く選手達
気合いの入った迫力ある試合
 「デモンストレーションとしてのスポーツ行事」である綱引は古川市総合体育館で11時に競技が始まりました。各団体は円陣を組んで気合いを入れ、ロープに向かいます。さらに、綱を引くときも迫力のあるかけ声を掛け、みんな一致団結して、綱を引いていました。 
 競技は1チーム6人で行われます。ロープは握りやすいように細めになっています。綱を引くときにはミシミシという力強い音が聞こえてきました。
 どのチームも勝利目指してチカラ一杯頑張っていました。

応援団も選手の一員
 会場では綱引だけでなく、観客のアンケートによる応援団の審査も行われていました。そのため、各チームそれぞれ工夫を凝らした応援が見られました。着ぐるみを着て応援するチーム、スイカの仮装や、仮面ライダーの仮装をしているチームもありました。
 中でも元気いっぱいに応援していたのは写真の「わらしべ舎」の皆さんです。2週間前から準備も本格的になり、「団結と統一」をモットーに、選手の皆さんが分かる応援を心がけているとのことでした。
 
元気いっぱいに応援する「わらしべ舎」の皆さん
ボランティアの高校生達
1人はみんなのために みんなは1人のため
 会場にはたくさんの役員やボランティアの方がいました。高校生も競技の手伝いをしていました。
 写真の高校生は、「自分に何かできることはないかと思ってこの活動に参加した。でも、やってみて本当によかった。」と言っていました。
選手も、応援団も、ボランティアの人も1つになって大会を作り上げている感動的な会場でした。