新世紀・みやぎ国体レポート
 年月日
 2001年9月9日(日)  取材者 

 国立宮城工業高等専門学校
  伊藤 真人
  高橋 裕也
  渡辺 威郎
  中村 良介

 競技名
 セーリング
 競技会場
 名取市閖上特設ヨットハーバー

出艇に備えて陸で帆を揚げ並ぶヨット

 

昨日から心配されていた台風15号の影響がいよいよ深刻なものとなり、明け方には一時大雨に見舞われました。が、幸いなことに試合開始直前には青空が広がり、最高気温は27度を越えました。
このショットは午後の部の出艇直前のものです。どのチームも帆を揚げて、スタートをまだかまだかと待ちかまえていました。

青森県チーム監督の又村さん

 

青森県チーム監督の又村さんです。選手の皆さんが試合に出られたあとに、お話をお伺いしました。
Q:風がだいぶ強いようですが、影響はどうでしょうか?
A:うちのチームは、風が強い方があっているんです。風の強さによって体重のかけ方が違うので、風を読むことから始めます。
Q:宮城県の海はいかがですか?
A:青森の海とは全く異なっていて、ヨットの扱い方に工夫が必要です。青森では小さな湾の中で練習しているため、波が穏やかなんです。

長野県チームの皆さん

 

長野県チームの皆さんにもインタビューさせていただきました。
Q:普段の練習の様子をお聞かせください。
A:長野県は海に面していない内陸の県であるため、主な練習場所は諏訪湖や野尻湖といった湖になります。そのため、こうした海の波には不慣れで、波が小さい方が練習の成果を発揮しやすいのです。今日はうねりがとても激しいので、少し気がかりです。

試合の合間でたいへんお忙しいところを気軽にインタビューに応じていただき、撮影の際も皆さんが集まってくださいました。ご協力ありがとうございました。