*ダークサイド展後記*

酒池肉林・・この言葉を地でいく展覧会でありました。
ああ、今でも多量の酒瓶が目に浮かぶ・・・ふっ、いい思い出さ・・、

さて、絵本界の大ボス、「ライオン頭のM氏」、若い男キラー、「フェロモンT子」
と絵本界のボクサー、「ダーティ・マーマレード」こと私で3人展をいたしました顛末記です。
お題は「ダークサイド展」
そして私がデザインしたは案内葉書はこれ。


由緒ある画廊でしたから「悪ふざけしすぎ」のお叱りと
印刷代を持つからやり直せ、とのお言葉を受け、やり直した案内状がこれ。


ただし、もう「悪ふざけしすぎ」の案内状は1500作ってしまったので、
友人知人にはこれで出しました。
これが超好評でした。
特にここの部分が。


これがおもたせに「酒持ってこんかい!」の強要と写ったらしく、会場はあっという間に酒瓶の山!
そして、会期中もみーんな当然のようにお酒を持って来てくれました。
あんまりお酒ばかりだから、お友達の画家Aさんには
「お願いだから冷蔵庫にあるものでいいからおつまみ持ってきて!」と懇願する始末。
そんな彼女も「あーら、ワイン持ってくところだったわ」
必然的に会場は酒場と化した5日間でした。


画廊サイドからの「昼間っからお酒を飲むな」の注意もなんのその。
「フェロモンT子」のアイデアはイモ焼酎のボトルに「ただの水」の紙を貼ること。


会場に漂うイモ焼酎の香り。
さて、問題のオープニングパーティといえば、
絵本で別荘を建てたN氏
「いままであんなに酒瓶が並んだオープニングパーティなんて見たことがない」といわしめ、
画廊サイドから「乾き物とワイン少々で」と注意を受けたにも関わらず、
テーブルの上にはあらゆる種類のアルコール、
特に焼酎の全国市、及び「毒入りの食物」が溢れんばかりでした。
乾き物どころか汁気たっぷり!
この日のためにわざわざ関西から駆けつけた絵本仲間の「伝説の酒飲みHさん」は
駆けつけ焼酎3杯で一番最初に正体無しに・・。
続くは「ライオン頭のM氏」
M氏にいたっては次の日の朝に吐いた名言はこれ。
「おれ、昨日だれともしゃべってないなー。」
(あんたはずーっとしゃべってたんだよ、ただし正体不明で!)


しかも大入り満員!
しかもみんな正体不明!
その結果こぼれるビールやワインで床はぼとぼと。
主催者3人はもっとはげしく正体不明なので
「気配りの人」N氏はもくもくと床を拭いたりゴミ出ししたり、
「おーい、ビール!」の声で{はーい」と買い出しまで。
大御所をぱしりのように使ってしまいました、ごめんなさい!
パーティに仕事帰りに駆けつけてくれたアメリカ帰りのボクサーY氏は
後日うちの夫に言ったこと。
「みんなそれぞれなんの脈略もなく勝手きままに自分の事ばっかり喋ってるんですよ、
まあ、奥さんもそうでしたが。」
画廊は完全に居酒屋となり、飲みに飲んだ夢の5日間でした。
ご来場いただいたみなさま、本当にありだとうございました!

会場のスナップショット

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