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作成日 1998年12月吉日 |
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「プロップ」というのは「支柱」「つっかえ棒」「支え合い」を意味する言葉。 プロップ・ステーションはコンピュータを活用して、障害を持つ人(challenged:チャレンジド)の自立と社会参加、とりわけ就労の促進や雇用の創出を目的に活動するNPO的な任意団体です。 キャッチフレーズは「challengedを 納税者にできる日本」です。 *プロップ・ステーション(略称プロップ)では障害を持つ人を表す新しい米語「the challenged」(チャレンジド→挑戦者精神を失わない人)に共感し、日本でもこの呼称が定着するよう「challenged」という言葉を使い始めました。 challengedが、支えられるばかりの存在じゃなく、社会を支える一員として活躍できる状況を生み出していこう・・・という想いを「プロップ」という言葉に込めています。 スタッフはchallengedとその家族、そして様々なハイテク技術を持ったプロフェッショナル達で構成されています。会員制組織で、現在会員は全国に約300人(機関誌の定期購読者を含めると約450人)その1/3は、肢体・視力・聴覚・内臓などに様々な障害を持つ人達です。 プロップ・ステーションでは、全国のchallengedに対する独自のアンケート調査の結果、コンピュータやパソコン通信に関心を持ち、それらが自分たちの社会参加にとって有効な手段になると思う、という回答を多数頂いた事から、活動の柱を「コンピュータを活用した支援」においています。 最近では活動の幅をchallengedだけでなくsenior層にも拡大し、高齢の方々も含めたハイテク支援活動ができれば・・・と考えています。 一人でも多くの方がプロップの主旨に賛同し
活動に参画して下さる事を願っています
1.相談事業 challengedやそのご家族、関係者、関係機関からの自立と就労に関する様々な相談をお受けします。 また、在宅就労を目指すchallengedにプロップを通じて仕事を出してみよう、という企業や個人、行政や自治体のご相談にも応じます。企業(仕事)とchallengedの公平なパイプになり、コーディネイト&コンサルティングを行います。 お電話、来所による面談、いずれもお気軽にどうぞ。
2.機関誌の発行 機関誌「flanker」(フランカー)を年3回発行しています。A4版。毎号約60ページ。絵本作家で、CD絵本も出版された「鈴木純子さん」の絵が、毎号カラーで表紙に登場。とってもおしゃれな機関誌ですよ(^^) 「flanker」の点訳版とディスク版は、全国のプリンティングセンターで、実費のみで取り出 ます。 視覚障害の方はぜひご利用下さい。 編集・レイアウトのできる、ボランティアの編集員さんを募集中です。
3.プロップ・ネットの運営 プロップ・ステーションのコンピュータ・ネットワークを「プロップ・ネット」と呼んでいます。 プロップ・ステーション会員の方々に、交流、情報交換、情報発信などのために使って戴いています。 画像などマルチメディアの情報をやり取りする「FC(FirstClass)ネット」、そして 「インターネット(メール交換とホームページの設置)」があります。 プロップ・ステーションでは、運営や編集の会議などもプロップ・ネットで行っている他、下記のコンピュータセミナーのフォローアップにも活用しています。
4.コンピュータ・セミナーの開催 毎週2回、challenged と senior(障害者と高齢者)を対象にした初・中級コンピュータ・セミナーを大阪市内で開催しています。 *毎週水曜日 PM6:30〜8:30 Macセミナー (大阪YMCA国際専門学校にて開催) *毎週金曜日 PM6:30〜8:30 Windows95セミナー (京橋OBPにある、日本電気関西支社にて開催) どちらのコースも「週1回半年間」のプログラムです。現在、両コース合わせて約40名の方が、受講されています。スクーリングは週1回で、プロップのコンピュータネットワーク網を使った、自宅学習を併用して勉強を深めて戴きます。 * 1996年8月から、基礎技術を持っておられる遠隔地のchallengedを対象に、インターネット・メールを使った在宅スキルアップセミナーも開始しました。 データベースコースと翻訳者養成コースがあります。 いずれも、コンピュータ好きのボランティアさんを募集中です!
5.フォーラムやシンポジウムの開催 プロップの目標を達成するため、フォーラムやシンポジウムを開催します。産官学民とメディア関係者が「challengedを納税者にできる日本」をテーマに議論する「Challenged Japan Forum」を、メイン・フォーラムとして不定期に開催しています。 座長は東京大学社会情報研究所:須藤修助教授、副座長はルーテル大学:清原慶子教授です。また、このフォーラムの主旨をインターネット上の議論で深める「Challenged Working Forum」の主宰は慶応大学:金子郁容教授です。 今号の特集である「チャレンジド・ジャパン・フォーラム国際会議」は、このフォーラムの第4回目を、復興の街・神戸で海外の事例に学びながら、日本の新しい社会システム構築へ向けた議論を行うために開催するものです。実行委員長は神戸大学工学部長:北村新三さんです。
6.実務・営業部門プロップ・ウイングの運営 企業と密接な連携をとりながら、コンピュータネットワークを活用した在宅ワークの拠点として活動しています。 専従の所長:鈴木重昭(すずきしげあき)が、ボランティア講師の皆さんとともに、技術指導を担当し、企業との連携の窓口業務を行っています。
大阪市より運営助成を受けている部門です。
7.プロップ神戸プロジェクト 神戸オフィスを拠点に、震災復興に寄与するための事業を展開します。 阪神・淡路コミュニティ基金などのご協力で、1997年1月より、challengedと子どもたちを対象とするインターネットセミナーの開催や、バリアフリー観光ガイドマップの作成などを行っています。セミナー会場は「通信放送機構・神戸情報通信開発支援センター」です。 その他、プロップに生活するための企画なら「なんでもあり」で、活動しています。どうか、ご遠慮なく、どんなことでもプロップ事務局までお問い合せ下さい。 またプロップ・ステーションでは、会員の継続的な募集と、公益的な法人化に向けた支援者・団体の募集を行っています。温かいご支援をよろしくお願いいたします。 ☆プロップ・ステーションのホームページのURLは以下の通りです。 ぜひご覧下さい! http://www.prop.or.jp
●顧 問(敬称略・五十音順)
●スタッフ
NHK・朝日放送・毎日放送・関西テレビ放送・大阪放送・衛星チャンネル・放送映画製作所・日本福祉放送・TBS(報道特集)・衛星第一放送・テレビ神奈川・サンテレビ・ラジオ短波・パーフェクTV・KBS京都・大阪セントラル・ケーブル・ネットワーク 日本経済新聞・朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・産経新聞・神戸新聞・福祉新聞・日刊工業新聞・点字毎日・日経産業新聞・労基旬報・大阪日々新聞・日本教育新聞・インターネットビジネスニュース・関西インターネットプレス・朝日小学生新聞 日経ウーマン・日経アントロポス・ビーイング・テクノロジービーイング・月刊アスキー・ジャストモアイ・企業市民ジャーナル・読売ファミリー・関西ジャーナル・大阪子連れパワーアップ情報・インターネットマガジン・ワイヤード・作業療法ジャーナル・インターネットユーザー・朝日パソコン・WE’LL・とらばーゆ・働く広場・月刊ニューメディア・エイジング・週間金曜日・インサイダー・日経マルチメディア・毎日らいぶらりぃ・ノーマライゼーション・日経ユーターン・日経ビジネス・ファイン大阪・フィランソロピー・インターネットアスキー・サイビズ・EYECOM・日経パソコン・日経バイト・マックパワー・歯科衛生士・はげみ
島メディアネットワーク(東京万華鏡) 集英社イミダス特別編集 (コンピュータネットワーク) NHK出版 (つながりの大研究・金子郁容/VCOM編集チーム) 野村総合研究所(サイバー社会の展望) 婦人公論1996年12月号 「障害者が働くということ」(竹中ナミ) 日経事業出版社・究極のマニュアル・シリーズ「在宅勤務」1997年2月発行 インターネットアスキー「インターネットとチャレンジド」連載中(竹中ナミ) インターネットの使い方・楽しみ方(オーム社・共著) マイクロソフト・エンカルタ・エンサイクロペディア(マルチメディア百科事典) 潮1998年2月号「障害者が納税者になる日」(井上邦彦) 大阪ガス社内報・サンヨー社内報・関西電力社内報・高度情報化推進協議会会報・雇用促進事業団情報誌・大阪府ドーンセンター情報誌・マイクロキャンパス(マイクロソフト社内報)・松下電器社内報 温かい報道を、ありがとうございます。 なお、プロップ・ステーションは労働省・日本障害者雇用促進協会発行の障害者求人情報紙「エスポアール」に、障害者のためのコンピュータセミナーを行う機関として紹介されています。労働省・日本障害者雇用促進協会のご支援に、感謝申し上げます。 (1998年7月現在・順不同)
*大阪府立今宮工業高校成績管理システム構築 *高度情報化推進協議会ホームページ・メンテナンス担当 *野村総合研究所ホームページ・リサーチ(リモートワーキング実験)業務担当 *関西電力45周年記念事業(ひらめき大賞)ビジュアル部門担当 *NTT「ハローねっと・ボランティア」表紙デザイン&データリサーチ担当 *IBM「ネットワーク・オブ・チャレンジド」ノーツ・プログラム開発担当 *(財)社会経済生産性本部ホームページ作成とメンテナンス *「ふれ愛ピック大阪」(大阪府)ホームページ制作とメンテナンス *松下電器イントラネット・ホームページ制作 *関西電力「輝きフェスティバル」ポスター・デザイン *マイクロソフト・イントラネット・ホームページ制作 *NTT「地球温暖化防止京都会議エコゲーム100万人の誓い」キャラクター・デザイン *歯科衛生士(月刊誌)チャレンジド・メンバーのリレー・エッセイ執筆 *同志社大学ラグビー部・ホームページ制作 *日本イーライリリー 薬品治検データベース作成 *関西電力 げんきエネルギー21シニア・フェスタ(プロップ・バーチャル工房) *NTT出版「Web上のリレー・エッセイとイラスト」('98.1月より1年間、連載中) *ホリデー車検:全国顧客データベース構築 *在宅雇用/3名 マイクロソフト、他2社 その他、DB・マルチメディア関連業務(1998.7現在) さまざまな技術を習得したchallengedが、在宅ワークを求めています。重度challengedと企業(仕事)を繋ぐコーディネイション機関プロップへ、ぜひ在宅ワークをご発注下さい。責任を持って、お仕事をコーディネイトします。
★プロップ・ステーションでは、活動の主旨にご賛同くださる皆様のご入会を心よりお待ち申し上げます。 個人会費 5,000円 (年会費) 法人・団体会費 20,000円 (年会費) ご協賛金 1口 5,000円 「FLANKER」年間購読費 3,000円 (年3回発行・1冊頒価1,200円) お振り込み先 郵便振込 00910-2-324322 銀行口座 さくら銀行北浜支店 普通預金 3302978 *名義はいずれも プロップ・ステーション です。初めてお振り込みくださる場合は、お名前、ご連絡先などの確認のため、郵便振込をご利用いただければ幸いです。 |