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作成日 1998年12月吉日

☆ルーテル学院大学教授

 清原 慶子(きよはらけいこ)

☆メッセージ

 チャレンジド・ジャパン・フォーラムの副座長として参加して、3年、国内の各地域で同様の問題意識をもって活動する人や組織がネットワーク化されてきました。

 今回、さらにグローバルなネットワークが促進されることは、大きな節目であり、今後の方向性を考える上で意味のあることです。

 市民からの発想を、企業や行政が真摯に受けとめ、共に生きることの意義が確信をもって広がることを切望します。

 (今回の国際会議では総合司会を担当いたします)



☆プロフィール

現職ルーテル学院大学文学部教授、慶應義塾大学法学部非常勤講師

チャレンジド・ジャパン・フォーラム副座長

プロップステーション顧問

経歴

 慶応義塾大学法学部政治学科卒業ののち、慶応義塾大学大学院法学研究科修士課程 政治学専攻修了(法学修士)

慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程社会学専攻 単位取得満期退学。

慶応義塾大学文学部非常勤講師、常磐(ときわ)大学人間科学部専任講師を経て、1987年4月日本ルーテル神学大学(現ルーテル学院大学)文学部助教授に就任、92年4月同大学教授となり、現在に至る。

96年4月東京大学教育学部非常勤講師、97年4月より慶應義塾大学法学部非常勤講師、国際基督教大学教養学部非常勤講師。

専門:社会学・政治学・コミュニケーション論

 主たる研究テーマは、情報化と社会変動、地域情報化、参加と情報公開、主として障害者に対する情報保障について、実証的に明らかにすること。

 最近では、新世代通信網利用高度化実験(関西学術研究都市)のモニターに対する継続的な利用実態・意識に関する調査、ケーブルテレビ加入者を含む市民や自治体職員の情報化をめぐる行動や意識の調査や自治体の情報化政策形成過程についての研究を進めつつ、現代社会の人間の情報行動と情報環境のあり方について、主として利用者・住民・地域や自治体の視点から、市民のアクセシビリティを保障する情報保障の実現を進めることを重視して研究している。

最近の主な社会的活動

・(財)情報通信学会理事、日本社会情報学会理事、(財)三鷹市まちづくり公社理事、(財)東京都教育文化財団理事、(財)東京都地域福祉財団いきいきらいふ推進センター運営協議会副会長、(財)東京女性財団評議員、日本障害者協議会:障害者に関する総合計画提言に向けての「障害者の情報保障に関する委員会」委員長・郵政省、文部省共催:教育分野におけるインターネットの活用促進に関する懇談会委員

・郵政省:地上デジタル放送懇談会委員、郵便局におけるワンストップサービスに関する調査研究会委員、マルチメディア時代に向けた料金・サービス政策に関する研究会委員、ライフサポート情報通信システム推進研究会バリアフリー部会委員

・文部省:生涯学習審議会社会教育分科審議会メディア部会専門委員

・東京都:東京都における情報公開の在り方に関する懇談会委員、生涯学習審議会副 会長及び専門部会会長、青少年問題協議会委員、都市開発審議会委員

・神奈川県:「情報政策懇話会」副会長

・兵庫県:「ひょうご情報社会創生推進懇談会」委員

最近の主たる著書・論文等

『情報生活とメディア』(共著)1997年5月、北樹出版

『通信・放送の融合その理念と制度変容』(共編著)1997年3月、日本評論社

『ネットワーク型社会の構築』(共編)1993年4月、ぎょうせい。

「パソコンボランティアが提起する、共に生きる人間のための情報環境づくり」日本障害者協議会プロジェクト編

『パソコンボランティア』日本評論社、1997年8月。

「住民参加と情報公開の関連性−「東京都臨海副都心開発懇談会」の事例を中心に−」


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