リレーエッセイ 「チャレンジドの夢」

 久保 利恵さん

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン体験記2
 
くぼさんカット ようやく、11時頃、ユニバーサル・スタジオに入れた私達は、「ランチは、早めに行かないと混んでしまうよ。」と、以前ここに来た友達から聞いていたので、取り敢えず、レストランに直行。ウエスタン・エリアにある「ロング ブランチ バーベキュー」というお店に入りました。西部劇の気分を味わえる店内は、とても広く、ビュッフェスタイル。トレーをもらって、好みのモノを取って行くんです。スタッフの方が親切に手伝ってくれました。オープンキッチンで焼かれたチキンが柔らかくって美味しかった〜。私は、その他にトマトのサラダとウエスタンスープとブラウニ−をチョイス。さすがアメリカだなぁー!っと思わせる様なビックサイズで、どれも美味しかっ たです。それから、なんと!ここは、ランチしながら生演奏が聞けるんです。思いがけない演出で、とっても良かったですよ〜。アコースティックギターで、めちゃくちゃ歌の上手いお兄さんが弾き語りをしてくれるんです。感動でしたー。今度来る時もまた来たいなぁーっと思えるような、そんな、お店でした。午前11時を越すと、段々混んできましたので、やっぱりランチは、早めに済ませておいて正解だったと思います。

 腹ごしらえをした後、友達と「絶対乗ろうね!」と前日から決めていた、ジョーズに向かいました。入り口に着くと、50分待ちの表示が!並ぼうとしたら、スタッフの方に声をかけられ、ボートの座席に座れるか、車椅子のまま乗るか、どちらか訪ねられました。車椅子のまま乗りたいと言うと、車椅子使用者と付き添い1人なら並ばずに優先的に乗れて、3人同時に乗るなら1人だけ一般と同じ列に並び順番が回って来るまで、別の場所で待機するようにと言われました。せっかく友達と来ているのに、バラバラに乗る人なんているのかな?やっぱり3人一緒でないと楽しくないので、友達だけ1人で並んでもらい、私と母が待ち合い室で待つ事になりました。

 友達の順番が回ってくるのを待つ事、数十分、やっと再会できた私達は、スタッフの方の案内でボートに乗り込みました。乗り場とボートの間には段差がなくフラットになっていて上手く出来ているな〜という印象。一番後ろの座席は、車椅子1台分のスペースが空いていて、そこに車椅子を固定する機具が設置されていました。車椅子をしっかり固定した後、さらに体をシートベルトの様なもので固定。すると、いよいよ出発です!車椅子ごと、こういった乗り物に乗った事がなかったので、一体どうなるのか期待と不安でいっぱいでしたが、揺れも思っていた程なく緩やかで、首の座ってない私でも、耐えられる程度。その割りには、迫力があってスリル満点。左側の席に座ると濡れますよ−。特に左の前の方の座席に座ると、かなり水がかかるので、絶 対カッパが必要です。スタッフの方が「大丈夫ですかーー?」っと言うと、前の方に座った方は、「全然、大丈夫じゃなーい(笑)」って感じ。濡れてみたいという方は、是非チャレンジしてみてくださいね。カッパは、入り口で200円で売ってました。さすが、商売上手ですね(笑)私は、右の一番後ろの席だったから、少しシブキがかかった程度。友達と「ギャ−!ギャ−!」言いながら、楽しんできました。

 やっぱり、こういうのは、友達と一緒でないと面白くない!その後に向かった、バックドラフトとターミネーター2:3Dでは、3人でも優先的に入場させてもらえたのに、どうして、ジョーズは、2人は、優先で3人だと優先でないのか…少し疑問に思いました。
 
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