logo: CJF7th ナミねぇよりのメッセージ
ナミねぇの写真 プロップ・ステーション理事長 竹中ナミ

ナミねぇ(竹中ナミ)@プロップ・ステーション です。

プロップ・ステーションが草の根のボランティア組織として活動を開始してから、早10年が過ぎ、CJFも第7回目を迎えることになりました。
活動を開始した頃は、インターネットはまだ日本では普及しておらず「重度の障害者がコンピュータ通信を使って在宅で仕事? それどういうこっちゃ!?」と問われることがよくありましたが、いまや日本人にとってインターネットや携帯メールは日常の道具になっています。
そして、情報通信技術(IT)を活用して働くチャレンジドが、全国各地に生まれています。
たかが10年、されど10年、ですねっ!
今回のCJFでは、北川知事はじめ三重県の皆さんとご一緒にこのCJFを開催させて戴くことになりました。
世界と日本が、国と地域が力を合わせて「チャレンジドを納税者にできる社会」「誇りある自立を促すことのできる政策」について議論し、実践につなげたいと思っています。

ところで、21世紀の初めの年である本年9月11日、恐るべきテロがアメリカ襲いました。テロの被害に遭われた皆様に、心から哀悼の意を捧げたいと思いす。
わたしは、この残虐非道なテロに立ち向かう国際社会に住む人はすべて「チャレンジド(神から挑戦という使命を与えられた人)」だと言えるのではないかと思っています。
テロを許す国では、女性や高齢者や障害を持つ人が誇りを持って社会に参画することはできません。
わたしたちは、CJFを通じて「誇りある自立を護るために、一人一人が行動を起こす」ことを訴えたいと思います。
自分が変わらない限り、社会は決して変わらないからです。
実り多きCJFになりますよう、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。