在宅で介護を受けながらもICT技術で働くチャレンジドが、厚労省のセミナールームに集まった受講生(官僚や企業人)に「遠隔教育システムを使って、ICT講習を行う」というのが、その事業です。

自立支援法制定と雇用法の改正等、「保護」から「就労支援」に理念をシフトした厚労省と、チャレンジドの在宅ワークのためのTV会議システムを開発した、NTTネオメイトのバックアップを戴いて実施することになったものです。

今回の事業の実施は、日本のどこで、どんな障害のある人にもスキルアップと就労の可能性を拓くのみならず、育児や介護に携わる女性、通勤フルタイムで働くことの難しい高齢者にも、社会参画や就労の機会を広げるシステムに繋がります。また技術と人柄を磨くことで、ベッドの上に居ても教師・講師になり得るという画期的な時代切り開くことに繋がると私は信じています。
長年のチャレンジドたちの努力と研鑽の結果を、このような形でアピールできることを、心から嬉しく思っています。

本事業はメディア各社に公開し、多くの国民の皆さんにも「すでにこのようなことが可能な時代が来た」と知って戴き、勇気と元気を持って戴くとともに、「すべての人が持てる力を発揮し、支え合う、ユニバーサル社会」実現への大きな一歩としたい、と願っています。

遠隔で講師を努めるのは、長年プロップの遠隔セミナーで学び、現在はプロップの在宅スタッフとして活躍する、京都と仙台在住の2名のチャレンジドです。
厚労省の会場にも、日頃プロップのセミナーで講師を努める2名のチャレンジドが出向き、サブ講師を努めます。

「最新の科学技術を駆使して、最重度の障害を持つ人までもが持てる力を発揮できるようにしたい!」という願いから、パソコンが一般家庭に普及していない16年前に、パソコンと通信技術を使って活動を開始したプロップですが、今その成果を、チャレンジド自身がこのような形で世の中に知らしめる機会を得ることができました。
プロップの活動を支援して下さった多くの皆さんに、改めて心から感謝を申し上げたいと思います。

今回の事業で得られた知見を基に、今後ますますチャレンジドの就労支援に力を注ぎたいと思っていますので、皆さん変わらぬ応援を、どうぞよろしくお願いいたします!!

社会福祉法人プロップ・ステーション
竹中ナミ(ナミねぇ)



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