神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)「チャレンジド・プログラムvol.10」 in 福岡を開催!!

KSC10周年目に初めて九州福岡で開催しました!!

2017年9月12日

9月12日(火)朝、
「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」10周年目にして、初の九州での開講のため
ナミねぇは新幹線で神戸から博多に向かいました。
新神戸駅で本を1冊と、お茶を自販機で1本購入・・・のはずが、
なぜか2本出てくるというアクシデント(笑)があり、
小雨降るどんよりした神戸の街を出発。

約約2時間15分で博多駅に到着!!
初めて新幹線で訪れた博多駅にわくわくしながら、構内と駅周辺を写メ〜!!

講習会場である「日清製粉福岡工場 加工技術センター」に到着し
13:00より開講式を開催。

開講式では、主催者として、ナミねぇと、日清製粉の安村公成営業部長、
八木淳司マイスターと大塚良成シェフから、ご挨拶をさせていただき、
受講生のご紹介、講習内容の説明などを行いました。

地元BS放送 J:COMデイリーニュースの取材に来られた椎野記者は
自身のお身内に、作業所でパン作りに取り組むチャレンジドがおられるとのことで
単なる取材以上の熱意と温かいまなざしで、カメラを回し続けて下さいました。

そしていよいよ講習会のスタートです!!
今回の講習会では
大塚シェフから「ケーク パッション アブリコ Cake Passion abricot」を、
八木マイスターからは「祈りのプレッツェル」を、学びました。

会場は、日清製粉福岡工場の加工技術センターです。
福岡地域の作業所から応募されたチャレンジドとサポータの皆さんは
講師の手元を食い入るように、真剣に見つめながら、調理台に向かいます。

講師が、さりげなく、軽やかに粉を練り、混ぜる作業が、実はすごく難しいんやと
受講生の皆さんの表情を見てるとよく分かります。

仕上げの飾り付けまでには、たくさんの工程を経なければなりません。
粉やバターなど様々な素材の計量、機材の洗浄、オーブンの温度管理、出し入れなど
スウィーツ作りの周辺作業もいっぱいあります。

今回は時間のかかるケークとプレッツェルだったので
周辺作業を、日清製粉のプロフェッショナルな調理技術担当者の皆さんが
講習の進行を温かく見守りながら、サポートして下さいました。

キビキビと作業される日清製粉の皆さんに心から感謝するとともに
プロップ・ステーションと日清製粉が「チャレンジド・パティシエの育成」への
熱い思いを共有する、深い信頼関係があるからこそ
「神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)」が、10年続いてきたんや! ということを
改めて強く実感しました。

4時間半かかって完成した
「ケーク パッション アブリコ Cake Passion abricot」と
「祈りのプレッツェル(塩味、黒ごまトッピング)」
そして大塚シェフによる、盛り付け例です。

講習会の最後に、全員で記念撮影。
「一流の講師から、小人数で、目の前で、しかも無料で学べる
こんな機会を、本当にありがとうございました!」
「また九州で開催して下さい!!!」
「習ったことを、必ず自分の作業所で生かします!」
と、受講生・サポータの皆さんから、嬉しく心強い感想をいただきました。

母が熊本、父が長崎出身と、九州にご縁が深いナミねぇは
「いつかぜひ九州でスウィーツ講習会を実現したい!」と願ってたので
KSC10周年目に九州福岡での講習会が実現し、ホンマに嬉しかったです。

大塚シェフ、八木マイスター、日清製粉の皆さん、
熱心に学ばれた受講生・サポータの皆さん、素材等を提供下さる協力企業の皆さん、
お疲れさまでした、そして、本当にありがとうございました!!!!

◇                ◇                ◇

ここからは、ナミねぇが遭遇したトピックについて、書かせていただきます。

講習会を終えたナミねぇは、翌日東京で仕事なので
福岡空港から、スカイマークで羽田へ移動。

飛行機が苦手で「情けないやっちゃ!」と友人たちから嗤われ続けてきたけど
今回は、眼下に出発地福岡と到着地東京の美しい夜景を目にして
すっかり「飛行機嫌いを克服」(笑)しました。
ふふふ、最強のナミねぇだぜっ!!!

羽田空港からは高速バスで宿泊地の新宿に向かいました。
まさか、あんなことに遭遇するとは、想像もせずに・・・

新宿から宿泊予定のホテルに近づくと
消防車の、けたたましいサイレンが私を取り巻き
ホテルの前の道路に、10台以上の消防車が集合してるやないですか!!!
緊迫の状況、走り回る消防士!!!

私は、チャリンコで駆けつけたおまわりさんに、ドキドキしながら
「あの、そこのホテルにチェックインする者なんですけど・・・」と声をかけると
「あ、大丈夫ですよ。2軒隣のビルでボヤですから。」との返事。

「えぇっ!!! ボヤでこんだけ大量の消防車!?」と首をかしげながらも、
安心して無事スムーズにチェックイン。
その後、消防車の大群の横をすり抜けつつ、近くのコンビニでビールを購入(笑)し
部屋に落ち着きました。

大量の消防車の秘密(?)は、地元の方々の話で判明。
市ヶ谷の防衛省から徒歩数分の位置にあるこの地域は
テロをはじめ、様々な危機に対応するため、複数の消防署や交番が密集しており
通報があると、内容の重軽にかかわらず、全署から集合するそうです。

どおりでホテルのフロントの人も、のんびりした声で
「あの消防車の向こうにコンビニがあるからね」と、教えてくれました。
その夜、ナミねぇがぐっすり安眠したことは、言うまでもありません。
こうして、福岡スウィーツ講習会の一日が終わったのです。

国民・市民の安全を護って下さる皆さん、ご苦労さまです!!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

<by ナミねぇ>

 

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)「チャレンジド・プログラムvol.10」 in 福岡

開催日程
2017年9月12日(火)午後1時〜5時に開催。

主催
 社会福祉法人プロップ・ステーション、日清製粉株式会社

後援
 総務省、厚生労働省、農林水産省、東京都、兵庫県、神戸市、仙台市、福岡市、日本セルプセンター、関東社会就労センター協議会

講師
 大塚良成シェフ フランス菓子「ジャック(Jacques)」オーナーシェフ、ルレ・デセール会員
 八木淳司マイスター オーストリア国家公認マイスター
 ほかを予定

講師紹介
大塚良成(オオツカヨシナリ)
 福岡大学商学部卒。中村調理師専門学校卒。フランス菓子「シェ・クァノ」福岡、フランス菓子「オー・ボン・ヴュータン」東京、「パティスリージャック」フランス(ミュールズ)、三ツ星レストラン「ル・クロコディール」フランス(ストラスブール)、「ジャン・ミエ」フランス(パリ)を経て、仙台にてフランス菓子「パティスリー ドゥ ミュールズ」を2店同時に立ち上げ、シェフに就任。福岡天神にてフランス菓子「ブルーフォンセ」を立ち上げ、シェフに就任。福岡大名にてフランス菓子「パティスリージャック」を開店(2014年に閉店)。福岡荒戸にてフランス菓子「ジャック大濠店」を開店。福岡天神にてフランス菓子「ジャック岩田屋店」を開店。世界のパティスリー業界で名を馳せるパティシェとショコラティエで構成された菓子職人のための国際的洋菓子協会、ルレ・デセールの数少ない日本人会員。

開催内容
 ケーク パッション アブリコ Cake Passion abricot(大塚シェフ)
 祈りのプレッツェル(八木マイスター)
 レシピは こちら から。

開催会場
 福岡会場 日清製粉株式会社 福岡工場 加工技術センター
 住所 〒810-0071 福岡県市中央区那の津4−2−1
 地図は こちら から。

 

関連リンク

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