村木厚子さんが、社会・援護局長として厚生労働省に復帰されました!

2012年9月11日

えん罪が晴れ内閣府政策統括官として官僚生活を再開しておられた、私の尊敬する友人である村木厚子さんが、9月10日月曜日に社会・援護局長として厚生労働省に復帰されました。

厚子さんの完全な名誉回復を願っていた者の一人として、とても嬉しく思います。

執務室を訪問して「おめでとう!」と言うたんやけど、厚子さんは非常に厳しい表情で、「生活保護という、とても重い課題に立ち向かうので、心を込めて取り組みます」と言われました。

厚子さんは必死の努力をされる思うけど、正解があるわけではないこの問題に取り組むには、多様な立場の国民・市民皆さんの理解とエールが必要です。どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

厚子さんの、厚労省復帰についての報道記事を転載させていただきますね!!

<by ナミねぇ>

 

【人】 厚生労働省局長に3年ぶり復帰した村木厚子さん(56)

産経新聞 9月11日(火)

厚生労働省に3年ぶりに復帰した村木厚子さん

 大阪地裁で無罪判決が言い渡された日から10日でちょうど2年。「もう一度、元の職場に戻って働きたい」という強い思いがようやく現実のものとなった。

 郵便不正事件による逮捕、起訴から約3年ぶりの本格復帰に「(判決が出た)あの時の気持ちに戻って、しっかり仕事をやれということなのかなと思っています」。白いスーツに身を包み控えめな笑顔で話すと、書類を片手に小走りで新しい職場に向かった。

 旧労働省に入った当時は男女雇用機会均等法などまだなく、女性の省庁採用も少なかった。連日深夜まで働き、長女、次女を出産後も、子育てとの両立に悩みながら仕事を続けた。一緒に働いた職員は「大変な案件でも逃げない。部下に『この人のためなら』と思わせる不思議な魅力がある。悪く言う人はいないんじゃないか」と評する。

 しかし、大阪地検特捜部に突然逮捕され、人生は一変。164日間にわたる勾留生活を支えたのは、家族や周囲の「信じているよ」「がんばって」というメッセージだった。

 無罪確定後の平成22年9月には、内閣府政策統括官(共生社会政策担当)に就任。少子化や障害者政策に取り組み、「認定こども園」の改良を柱とする子育て施策関連法成立にも貢献した。

 これからは生活保護制度など福祉全般を扱う社会・援護局を指揮する。「自治体や現場で苦労されている方々と意見交換しながら制度のあり方を考えていきたい」(長谷川陽子)

     ◇

 むらき・あつこ 昭和30年、高知県生まれ。高知大学を卒業後、昭和53年に労働省に入省。障害者雇用対策課長や、厚生労働省の福祉基盤課長などを歴任。雇用均等・児童家庭局長在任時の平成21年6月、郵便不正事件に絡み逮捕、起訴されたが、22年9月に無罪判決が確定した。

※原文はこちらでお読みいただけます
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120910/trd12091021570007-n1.htm

 

村木厚子氏「古巣に戻った感じ」 厚労省局長で3年ぶり復帰

日経オンライン 9月10日(月)

 郵便料金不正事件で逮捕され、無罪が確定した村木厚子氏(56)が10日、厚生労働省の社会・援護局長の辞令を受けた。出身の厚労省に復帰するのは逮捕された2009年6月以来約3年ぶり。

 辞令交付後の記者会見で村木氏は「古巣に戻ったなという感じがしている。ちょうど今日で無罪判決が出てから丸2年なので、あの時の気持ちに戻ってしっかり仕事をやれということなのかなと思っている」と述べた。

 生活保護など社会福祉全般を統括する局を指揮することについては「責任の重さを感じている」としたうえで「生活保護は特にいろんなことが指摘されており、自治体や現場で苦労されている方と意見交換しながら今後のあり方を考えていきたい」と語った。

 村木氏は無罪確定後は少子化対策や障害者政策を担当する内閣府政策統括官に就任。社会保障と税の一体改革では子育て関連法案の成立に貢献した。

※原文はこちらでお読みいただけます
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF10002_Q2A910C1EB2000/

 

郵便不正事件で無罪確定の村木厚子さんが厚労省復帰

テレビ朝日系(ANN) 9月10日(月)

 郵便不正事件で無罪が確定した村木厚子さん(56)が約3年ぶりに厚生労働省に復帰し、生活保護などを担当する局長に就任しました。

 厚生労働省に復帰した村木厚子社会・援護局長:「古巣に戻ったなという感じがします。あの時の気持ちに戻って、しっかり仕事やれということなのかなと思っています」

 村木さんは10日、厚生労働省社会・援護局長の辞令を受け、生活保護などを担当することになりました。無罪が確定した後は、内閣府で子育て支援などを担当していて、厚労省の現場に復帰するのは約3年ぶりです。村木さんは「福祉のなかの基本になる生活保護などを担当することになり、責任の重さを感じている」と話しています。

※原文はこちらでお読みいただけます
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120910-00000017-ann-soci

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