去る6月3日(鳩山前総理辞任表明の翌日)に、ナミねぇも委員として出席し官邸で開催された「雇用戦略対話」の議事録(議事概要)が公開されましたのでご紹介します
2010年6月24日
雇用戦略対話
(以下、首相官邸ホームページよりの抜粋)
趣旨
緊急雇用対策(平成21年10月23日緊急雇用対策本部決定)に基づき、雇用戦略に関する重要事項について、内閣総理大臣の主導の下で、労働界・産業界を始め各界のリーダーや有識者が参加し、意見交換と合意形成を図ることを目的として、設置されました。
雇用戦略対話第4回会合議事概要より、ナミねぇの発言部分
○竹中プロップ・ステーション理事長
・障がい者施策については、長い年月をかけて少しずつ、とりわけ就労についてはゆっくりとしか進んでいなかった。しかし、雇用戦略対話の中で意見交換を侃々諤々させていただき、細川副大臣のご尽力・指導力で、雇用されることが難しいという方々に対しても、官公需等発注などで働く誇りを得られるようにしようという、今までに全く無かった新たな項目を設けていただき、大変感謝している。
・実雇用率に関しては、1.8%という現在の義務の数字を2020年度の目標値にすることは、悲しいと申し上げた。これについてもきちんと強化、見直していくことや、働けるためのスキルアップや、「3障がい」と言われていた方々以外の発達障がいの方の雇用拡大についての文言が入り、働く意欲のあるチャレンジドにとっては、非常に大きな結果につながると思う。感謝している。
・今回総理がお辞めになることによってここまで議論したことが消えることなく、引き継いで実現に向かっていくようにしていただきたい。他の先進諸国では、政府等公的部門が民間に範を垂れるような形で率先してこの分野に取り組んでいる。日本も先進諸国の一員として、それこそ友愛の精神だと私も思って大きな期待をしていたが、是非その方向でご尽力をいただきたい。私たちも民間のささやかな団体ではあるが、今まで以上に頑張って努力を続けたいと思う。
雇用戦略対話 第4回会合
1.日時:平成22年6月3日(木)16:33〜17:03
2.場所:官邸4階大会議室
3.出席者:
【雇用戦略対話構成員】
鳩山 由紀夫 内閣総理大臣
菅 直人 副総理
平野 博文 内閣官房長官
仙谷 由人 国家戦略担当大臣
長妻 昭 厚生労働大臣
古賀 伸明 日本労働組合総連合会 会長
團野 久茂 日本労働組合総連合会 副事務局長
逢見 直人 日本労働組合総連合会 副事務局長
大橋 洋治 社団法人日本経済団体連合会 副会長
岡村 正 日本商工会議所 会頭
鶴田 欣也 全国中小企業団体中央会 会長
竹中 ナミ 社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長
【関係閣僚及びその他関係者】
川端 達夫 文部科学大臣
直嶋 正行 経済産業大臣
松野 頼久 内閣官房副長官
松井 孝治 内閣官房副長官
古川 元久 内閣府副大臣
細川 律夫 厚生労働副大臣