郵便不正 厚労省元局長、初公判で無罪主張

日テレNEWS(動画) 2010年1月27日

障害者郵便の割引制度が悪用された事件で、偽の証明書を作成したとして虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚労省元局長・村木厚子被告(54)の初公判 が27日、大阪地裁で開かれ、村木被告は無罪を主張した。

 村木被告は、郵便割引制度を悪用した実体のない障害者団体「凛の会」に対し、当時の部下に命じて偽の証明書を作らせたとして、虚偽有印公文書作成など の罪に問われている。

 村木被告は逮捕当初から「凛の会も証明書も知らない」と否認している。村木被告は、初公判でも「私は無罪です。国会議員から頼まれたから、法に違反して も引き受けるということはありません」と無罪を主張した。

 検察は冒頭陳述で、「証明書の偽造をためらう部下に、村木被告が『作ってください。心配しなくていいから』と述べた」と明らかにし、事件の構図を説明した。

 

 

 

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