月刊ニューメディア 2013年10月号より転載

【FRONT LINE】≫チャレンジド

KSCの2回目講習に手話通訳がサポート登場


講師の野澤シェフと受講生(仙台会場)

愛称“タロカポネ”こと、麻生太郎副総理が「パティシエとは面白いところに目を付けた」と注目するチャレンジド(=障がいのある人)支援プロジェクト「神戸スウィーツ・コンソーシアム」(KSC)。6年目を迎え、被災地仙台と東京の各講習会場から映像を発信し、2会場のチャレンジドが同時学習するという遠隔講習を6回開催する。

講師陣は、八木淳司マイスター(モロゾフ)をはじめ、西川功晃シェフ(神戸「サ・マーシュ」)、永井紀之シェフ(東京「ノリエット」)、野澤孝彦シェフ(東京「ノイエス」)、川内唯之シェフ(東京「香川調理製菓専門学校」)、大葉武芳シェフ(仙台「メルヴェイユ仙台」)、杉本都香咲シェフ(東京「シェ・トラ」)という錚々たるメンバー。

第2回が7月20日(土)、野澤孝之シェフの指導で、ブレッツェルとケシの実ケーキを学んだ。今回は、耳の不自由な方へのITによるコミュニケーションサポートで10年以上の実績を持つ仙台拠点の(株)プラスヴォイスが手話通訳を支援した。


プロップ・ステーションの竹中ナミ理事長(左)の挨拶を手話通訳するプラスヴォイスのスタッフ(右)


プロから目と耳、手からも教えてもらう(仙台会場)


東京会場では仙台の野澤講師の説明を受け、サポート講師が実地を指導


仙台と東京を結ぶ遠隔講習のネットワーク画面

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