日本経済新聞 2012年6月17日より転載

 

被災地の障害者に菓子づくり講座

神戸の社会福祉法人

神戸市で障害者の就労支援をする社会福祉法人のプロップ・ステーションなどが16日、東日本大震災で被災した障害者を支援しようと、仙台市で生菓子づくりの講座を開いた。

講座には、職業訓練を受ける福祉作業所などで働いている8人の障害者が参加。有名パティシエからプリン作りの手ほどきを受けた。年末まで受講を続け、技能の向上を目指す。

受講した海保幸江さん(28)は「先生の手際の良さが勉強になった。作業所でのクッキー作りにいかしたい」と笑顔で話していた。

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