公明新聞 2006年7月23日より転載

東京・江東区のフォーラムで

ユニバーサル社会を必ず

浜四津代行推進法の制定へ意欲

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フォーラムに出席した浜四津代表代行(右)と、プロップ・ステーションの竹中ナミ理事長―22日 東京・江東区

公明党の浜四津敏子代表代行は22日、東京・江東区で開かれた「第11回チャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)2006国際会議 in TOKYO」(社会福祉法人プロップ・ステーション主催)に出席、誰もが個性と能力を発揮できるユニバーサル社会への取り組みについて意見を述べた。北側一雄国土交通相(公明党)も、大阪からインターネット中継で参加した。

席上、浜四津代行は、ユニバーサル社会の実現へ向け、公明党のマニフェスト(政策綱領)に「ユニバーサル社会形成推進法」の制定を掲げたほか、与党のプロジェクトチームでも法案内容を検討してきたと強調。「日本の国家戦略、政府一体で取り組むべき問題」として、ユニバーサル社会を「(日本が)人権・人道先進国家をめざす象徴的なもの」と訴えた。

その上で、「ユニバーサル社会構築の施策を着実に進めるため、与党として法律をつくる責任がある」と述べ、推進法の早期制定に強い意欲を示した。

一方、北側国交相は、推進法の制定に関連し、「ユニバーサルという言葉を多くの人が理解できるようにしなければいけない」と述べ、ユニバーサル社会についての意識啓発の必要性を力説。また、人口減社会、高齢社会の到来を踏まえ、「誰でも活躍できる社会にするためにユニバーサルという概念がある」と強調。国交省としてハード、ソフトの両面からユニバーサルの概念を踏まえて、施策に取り組む姿勢を示した。

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