神戸ゆめネット（第15号）　2005年3月より転載

活動紹介のコーナー

社会福祉法人　プロップ・ステーション

携帯画面や音声で点字ブロック感知

チャレンジド（障害を持つ人）の自立をめざして

　プロップ・ステーションは、15年前に「ITを駆使して、チャレンジド（障害を持つ人）の自立と社会参画、とりわけ就労の促進をめざして」設立した、非営利組織です。
　急速な発展を遂げるIT技術を学ぶことによって、現在では多くのチャレンジドが、在宅で介護を受けながら、あるいは病院や施設のベッドの上で、パソコンとインターネットを使って働いています。

オンライン学習コーナーを開設

　ITの発達は、身体障害のみならず、知的ハンディや自閉症、学習障害の人や登校拒否の児童生徒の学習ツールとしても定着しつつあります。
　プロップでは、通って学ぶパソコンセミナーだけではなく、完全オンラインで様々な科目の勉強できるコーナーもホームページの中に設けています。また2年前からは、優れたデザインやマーケティング能力を持った企業と連携して、作業所などで制作された商品をカタログ通販する取り組みも開始し、全国の自治体に広がるつつあります。

「チャレンジド」が誇りを持って生活できる社会を

　弱者としてではなく、持てる能力を社会に生かす「チャレンジド」として、多くの「障害者と呼ばれる人たち」が、誇りを持って生きられる神戸を、日本を創造したいと思って活動を続けるプロップです。
　ぜひホームページを見て下さいね！