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かみごおり社協広報 2004年2月号より転載

 

 
 
みんなで助けあえる
日本にしたい!
 
 

平成15年度人権講演会
 プロップ・ステーション 理事長 竹中ナミさん講演会

 
 

 

 1月30日(金)上郡町立中央公民館にて、新聞、雑誌、TV等、様々なマスメディアに登場されています、プロップ・ステーション 理事長 竹中ナミさん“すべての人が誇りをもって生きられる社会に!”の講演会がありました。【(財)兵庫県人権啓発協会 後援:兵庫県商工連合会】

会場写真 講話は、「日本の福祉観」と「社会福祉先進国の福祉観」をその国々の思想、哲学、法律に世相や背景をおりまぜ、現状の日本を様々な角度(文化、歴史、大学における就学率等)から比較し、障害というだけでマイナス面に着目した日本の発想を、いかに前向き、チャレンジドに人としての誇り(尊厳)が持てる社会づくりにしていけるかを検討、実践してきた経過と、今後日本の障害種別的な縦割り社会を大同団結し、いかにしてニッポンを変えるかという通称ナミねぇのスケールの広いパワフルな内容に会場は熱気に包まれました。

 

【語句説明】  
1. プロップ……… 支えあい。
2. チャレンジド… 障害を持つ人、障害というマイナス的な意味を、挑戦という使命や課題、或いはチャンスや資格を与えられた人たちと、人間の可能性に着目した思想を表現する言葉として使われる。

 

プロップ・ステーションの取組み
 「チャレンジド(障害を持つ人)を納税者にできる日本」をキャッチフレーズに、13年前より、障害を持った人にも出来ることはある、障害を持っていない人にも出来ないことがある。この二つを合わせ“IT”(情報技術)を駆使して、介護が必要なチャレンジドに在宅で就労(仕事)ができる仕組みを作り、障害者=受け手から社会参加、参画を実現させる。またチャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト(CCP)とし、兵庫県、神戸市、カタログ販売のフェリシモとプロップ・ステーションが協働し、チャレンジドが集まる小規模作業所や授産施設を単に「福祉就労の場」だけでなく「本当の働く場所にしよう!」と作業所の商品等を一流のデザイナーやマーケティングのプロのアドバイスを得られるようにし、プロの販売網にのせ全国に通信販売を展開。(昨年6月中旬より)



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