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朝日新聞 2003年8月22日より転載

     
 
IT活用し障害者雇用
 
 
千葉でフォーラム
 
 

 


 情報技術を生かして障害者の自立と社会参加を進め方を話し合う「第9回チャレンジド・ジャパン・フォーラム 2003 国際会議 in ちば」(県など主催)が、千葉市美浜区の幕張メッセで21日から始まった。

 県内の障害者雇用率が1.42%(02年6月)と全国ワースト4位となった県は、今年度を「障害者雇用促進元年」と位置づけている。

 会場には約600人が集まった。堂本暁子知事らが参加。白熱した議論が戦わされ、特別講演としてスウェーデンの福祉最新情報などが報告された。会議は22日にも開かれ、地元企業の事例などが報告される予定。

 県雇用労働課は「今までの取り組みは不十分だった。障害者雇用を進め、障害者の離職率も減らしていきたい」と話している。