神戸新聞 2002年5月9日 より転載

Let's ユニバーサル・シティKOBEフォーラム

障害者は「挑戦者(チャレンジド)」

12日、神戸

障害者を「チャレンジド」(挑戦する使命を与えられた人)ととらえ直し、すべての人が持てる力を発揮できるユニバーサル社会を目指す「Let's ユニバーサル・シティKOBEフォーラム 2002」が12日、神戸市東灘区向洋町中6の神戸ファッションマートで開かれる。「チャレンジドを納税者に」と積極的な活動を進める社会福祉法人「プロップ・ステーション」竹中ナミ理事長、神戸市東灘区)と、地元・神戸市とが初めて共催する。

(吹田 仲)

社会の壁なくすIT活用探ろう


フォーラムで使う映像をパソコンで作るチャレンジドたち=神戸市東灘区、プロップ・ステーション

重視するのは情報技術(IT)の活用。ITを駆使することでハンディキャップを乗り越え、人の心と仕事のバリアフリーの実現を目指して語り合う。

パネル討論には、重度のチャレンジド二人を在宅秘書として採用した元郵政相の野田聖子衆院議員や、国会を舞台にユニバーサル社会の形成促進を目指す浜四津敏子参院議員、情報を専攻する須藤修東大教授、矢田立郎神戸市長らが参加。 竹中理事長をコーディネーターに、政官学民それぞれの立場から、ITビジネスや障害者・高齢者の社会参加、行政の取り組みなどについて討論する。

参加希望者は氏名、住所、職業、電話番号、Eメールアドレス、参加人数を書き、はがきやファクスで事務局(〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中6-9-6 E−13 ファクス078-845-2918)に申し込む。定員600人。 無料。神戸市保健福祉局計画調整課078-322-5198

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