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プロップのカウンターパートである米国防総省CAP(Computer/Electronic Accommodations Program)がPresident’s Quality award(大統領クオリティー賞)を受賞しました!

2009年1月6日

ナミねぇです。プロップのカウンターパートである米国防総省CAP理事長ダイナー・コーエンさんから大変嬉しいご連絡をいただきました。CAPが昨年末の12月4日に、2008年Presidential Award (大統領賞)の Management Excellence(管理優秀部門賞)であるPresident’s Quality award(大統領クオリティー賞)を受賞しました。この賞は米国行政府における最高位の賞です。

[写真]「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」で講演するダイナーさん
(2008年3月・プロップ・ステーションと読売新聞社共催)

ご連絡をいただいて、ナミねぇは嬉しくて思わず「ダイナーさんおめでとう!\(^o^)/」って飛び上りながら叫んでしまいました。私の最も尊敬する友人であるダイナーさんは、昨年3月にプロップ・ステーションと読売新聞社の共催により開催された「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」で来日され、米国防省内におけるCAPの取り組みについてたいへん有意義な講演をいただき、出席したすべての方々に大きな感銘を与えてくださいました。

CAPは最高の科学技術を駆使して、最重度のチャレンジドまでもを政府機関や企業に送り出し、チャレンジド雇用促進に長年多大な貢献をしており、プロップはCAPをカウンターパートとして共にユニバーサル社会の実現に向けて歩み続けています。

ナミねぇは敬愛するダイナーさんに心からお祝いを申し上げたいと思います。ダイナーさんの、長年のご努力とご尽力に深く敬意を表すると共に、一人でも多くのチャレンジドが「働く誇り」を取り戻して行けるよう、ナミねぇも頑張って行きたいと思います。

by ナミねぇ

 

CAPの大統領クオリティー賞受賞についての米国防総省プレスリリース日本語訳

本文はこちらから

2008年12月4日(木)

Computer/Electronic Accommodations Program (CAP) 2008年Presidential Award (大統領賞)の Management Excellence(管理部門優秀賞)であるPresident’s Quality award(大統領クオリティー賞)を受賞

バージニア州フォールズチャーチ-国防総省(DoD)Computer/Electronic Accommodations Program (CAP)は、大統領賞の管理部門優秀賞である2008年大統領クオリティー賞を受賞した。大統領の業務管理課題として掲げる目標に於いて最も素晴らしい功績を成し遂げた連邦政府機関を称えるため、今週ワシントンD.C.で執り行われた式典で、同賞が国防総省Personnel and Readiness(人材・準備局)次官のDr. David S. C. Chuに授与された。

CAPは連邦政府職員と障害をもつ軍人に対し、電子・インフォメーションテクノロジーへのアクセスを可能にするための援助技術を提供するTRICAREと呼ばれる管理活動プログラムである。大統領クオリティー賞は、優れたマネージメントを行った政府執行支局に授与される最も高位の賞である。同賞は、政府が管理運営について掲げる5つの構想(人材の戦略的管理、競争力のある部品調達、財務実績の改善、電子政府の拡充、予算と実績の調和)に於いて革新的であり、模範となった部署を称えるものである。CAPはweb/ eGovernment(ウェブ、電子政府)を利用することで、障害を持つ連邦政府職員や戦傷を負った軍人に対し便宜を供給しており、この5つの構想の中では、電子政府の拡充のカテゴリーでの受賞者である。

CAPは中央政府から資金提供を受ける援助技術プログラムで、ハードウェア、ソフトウェア、また障害を持つ人々が職場で働くためのサービスの購入、提供を行っている。「聴覚、視覚、(手先等の)器用さ、認知、コミュニケーションの障害を持つ人々にとって、テクノロジーは電子政府を利用可能なものにしています。ウェブを利用したり、e-Government(電子政府のシステム)を促進したりすることで、CAPの利用者は様々な援助技術を見ることができ、いつでもどこでも便宜提供を要請できます。」CAPディレクターであるダイナーFBコーエンは言う。

1990年に開始してから、CAPは視覚、聴覚、手先の器用さ、コミュニケーション、外傷性脳損傷を含む認知の障害を持つ連邦政府職員、戦傷を負った軍人に対し、71,000以上の便宜の要請に応じてきた。CAPは軍事や防衛関連の機関だけでなく、EEOCを含むその他65の連邦政府機関と連携している。CAPは戦傷を負った軍人の回復とリハビリテーションを積極的に支援している。2008年会計年度では、CAPは軍人やWalter ReedやBrooke陸軍医療センターを含む国内の軍人治療施設に4,500以上の便宜を提供した。また、CAPは障害を持つ退役軍人の再就職を支援し、(退役軍人の)ヒーロー雇用キャリアフェアに参加した。

CAPは、CAPの使命とサービス−障害を持つ人々の就労機会を増やすという連邦政府の目標を支援すること−の理解を促進するため、各機関へのトレーニングも行っている。このトレーニングでは、障害の問題を大統領の管理課題とどのように調和させるか、また障害者雇用プログラムの主な要素である、障害を持つ人々の採用、配置、昇進、雇用の保持等の管理の仕方について提供している。 (翻訳:プロップ東京・近藤正規)

 

リンク

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「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」 レポート  〜 議事録と映像 〜

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