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子どもの未来のために 朝日放送が全社的プロジェクト

2007年01月24日

 いじめ、虐待、自殺など、子どもを巡る悲しい出来事をただ報道するだけでなく、子どもの未来のために何か出来ないか――。朝日放送(大阪市)が「ABCこども未来プロジェクト」を新たに始める。開局60周年を迎える2011年まで、テレビ、ラジオなど全社的に取り組む。同局が00年に始めた環境キャンペーン「ガラスの地球を救え」と並ぶ、2本柱の一つという位置づけだ。

 編成本部の下に、社内の関係セクションでつくる「こども未来プロジェクト」を設置。社外の有識者やタレントに「サポーターズ・キャビネット」に就任してもらい、助言や協力を求める。

 すでに、「ヤンキー先生」として知られる内閣官房「教育再生会議担当室」室長の義家弘介さん、「夜回り先生」として知られる水谷修さんの就任が決定。他にも交渉中という。

 プロジェクト第一弾は、義家さん、水谷さんや、教育関係者、精神科医らが出演するテレビ番組「キックオフ討論会」。今、子どもたちに起きている様々なテーマについて話し合いながら、プロジェクトの方向性を考える。3月2日深夜に放送する予定だ。

 同局幹部は「意見や提言は映画や番組、イベントなどに実らせたい」と話す。

 一方、ラジオでも、昔話の朗読CDを制作・配布するなどの企画が検討されている。

(asahi.com 2007年01月24日掲載記事より引用)
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