作成日 1997年10月20日

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車いすでカリフォルニア

小濱洋央・真実子夫妻  六年前の夏、私たちはロスアンジェルス郊外にあるカリフォルニア州立大学ノースリッジ校(CSUN)を訪れ、そののどかな町で二カ月間を過ごしてきました。洋央の原子核物理学の共同研究のためです。
 この本は、その私たちの初めての海外生活をまとめたものです。本文は、夫の洋央が車いすに乗る者の立場から、妻の真実子が介助者の立場から、それぞれ書いています。海外に行く際の準備や向こうでの経験を中心に、アクシデントや失敗談もまじえてできるだけ具体的に綴りました。また、写真とイラストは真実子が担当しています。
 車いすで海外へ行く際の情報源として使ってもらうことが、この本を書いた目的の一つです。けれども、そのような予定のない方たちにも、あきれるほど青い空の下であっという間に過ぎ去った夏の滞在記を楽しんでいただければ、これほど嬉しいことはありません。

本カバー

『車いすでカリフォルニア』

(日本評論社)
四六判上製。248頁
本体価格:1,500円
小濱洋央(こはまあきひさ)
小濱真実子(こはままみこ)
(共著)
全国書店発売中

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