チームメイト

☆お便りコーナー


コンピュータで在宅勤務

 つまり業務上の打ち合わせ、納品、サポート等をすべて、あるいはできるだけコンピュータネットワーク上でしてしまうということ結構誰でも思いつくし、ある程度想像はできる。
けど本当に実現できてる人や、組織、あるいは業界はほとんどない。原因をちょっと考えてみました。

1. 通信の料金が高い(NTTさん、ぼちぼちいーんじゃないですか?)

 やはりここをクリアーしないと本当のネットワーク社会はやってこないですね。
元々は、研究室でUNIX端末を、四六時中専用線で使ってた人たちの道具だから。電子メールを使いこなすには、どーしても専用線が必要です。

 ダイアルアップしないとメールの有無が分からないようでは面倒で、はやるはずがないですね。これはビジネスユーザにとっては大事な問題ではあります...

 現実的には、月に30万円ぐらいは払ってもいいよと言う人(そんなんおるかー)は別にして、やっぱり安いインターネットのプロバイダーにぶら下がってください。
(実は実効のスループットにはプロバイダーによってかなりの差があるらしい〈これはうわさ〉)そして日に数度、しょっちゅう、絶えずダイアルアップし続けるしかないでしょう。

 そのうちに、コンピュータの接続に限り、非常に安くて(月に2千円程度)非常に早い(とりあえずは64Kbps程度かな、近い将来100Mbps)専用線を上記某N社が提供してくれるらしいです〈これもうわさ〉

2. 電子メールの習慣がない(漢字文化圏のキーボードアレルギー?)

 これは文化です。漢字変換がめんどうだったので、立ち上がりが遅れましたが、やっと全開バリバリで走りだしました。
しかしこの文化を取り入れるためには、生活様式を少々変革する必要があるでしょう。というより、慣れるしかないですね。

 全国の要職におられるけれどキーボードは苦手とおっしゃる皆様、頑張ってください!!

3. 日本の商慣習は、人と人を会わせたがる(国民性...?)

 人と会うこと・・・やはりこれは一番深いコミュニケーションですね。大切にしましょう。

 電話・・・これは暴力。私は一日中電話に蹂躙されている日が多々あります。
実際に伝達する内容は電子メールでたった10行ですむことが多いのですが。
日本人の無駄時間の年間トータル = n時間*労働人口*365日。そのうちアメリカが買えるかも...

同報通信・・・同じ内容を多数の相手に電話で、繰り返し繰り返し..時間が惜しい。

FAX ・・・FAXモデムは美しくていいですね。FAXダイレクトメールは窃盗罪のはずなんですが...

電子メール・・・マルチメディアのメール(MIME)が早く一般的になればいいんですが

ということで、まだまだ頑張らねば!!

 

森田 秀樹

(株)イリンクス代表取締役(コンピュータ関係全般のコンサルティング・各種コンピュータハードウェア販売・各種ソフトウェア作成) ダウン症のお子さんのお父さんです。


FLANKERと私

  地震以来、『片付ける・整頓する』という2大難問をいまだ解決できずにいる今日このごろ、さすがにあのころから季節は代わり、衣替えせねばなぁと憂鬱な気持ちでライティングデスクを片付けた。
・・・・なぜライティング?というのは、おいといて(^^; 
そこでFLANKERの過去の号を見つけた。私にとって、これがPROPをのぞき見るきっかけであり、もやもやとしていたひっかかりに目を向けるもととなった1冊である。

 小さいころ、身近に車いすに乗った知り合いがいた。
「なぜ、○○ちゃんは車いすに乗ってるの?」そこが発端だったはずだ。
高校生のころ、駅で一人では歩けない(支えてくれる人がいなければ長距離歩けない)人を送った。
「なぜ一人で歩いてたの?もし誰も近くを通らなければどうなってたの?どうするつもりだった?」

大学は他校より少し福祉に気を配って?いたのと、狭いキャンパスということもあり、ハンディを持つ人たちをより身近に見ることになった。
その後、会社で働くようになった今は?っというと、そこから何も進んでいなかった。いやかえって後退したかもしれない。
そういう環境から遠のいたといったらいいのか・・・。考えることがなくなったように思う。

 「行動を起こす」ということはなかなか大変だが「考える」だったらいつでもできるように思う。
何か事に当たって事前に「考え」ているのと考えてないのとでは、対応に差が出てくるし・・・・。だから、私は考える機会をより多く持っていたいと思う。
 そういった意味でFLANKERは、忘れかけてた「考える」行為を思い起こさせるものとなったのである。
永く永く続けてほしい。

石橋 ひとみ(別名(^^;にゃん)
(株)さくらケーシーエス


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