戻  る 効  能 スタッフ プロップ 内  容 お問い合わせ

登場するチャレンジドからのメッセージ

岡本としみさんの写真 あっ変なおっちゃんがでている。よく見ると、これ、自分の顔。これがこのビデオを初めて見た時の感想。もうこんな歳になったんだなー。でもこの歳で、まだコンピュータが覚えられる、ぼつぼつ理解もできる。やろうとした時が旬。年なんて関係ない。今からでも遅くない。

 このビデオをみて奮起し、何かにチャレンジしよう!。でも、私は、このビデオに若干不満があります。カレーづくりが、見た人の記憶に焼き付き、私のマウス操作が記憶に残らないからです。俺はカレー屋ではないゾー。当年50ンン歳

岡本 としみ

 

吉田幾俊さんの写真もし、私がサブタイトルをつけるなら、

『'98こんちわPC』だ。

 関西人の乗りとパワーでチャレンジドのパソコンによる、就労拡大を進めている先進的団体「プロップ」の活動を追うからだが、私自身、登場しているのに、改めて仲間たちチャレンジドの日常、活躍ぶりを観ると「ワシも頑張なアカン!!」と不覚にも励まされてしまう。なにより、キーボードを肉体の限り器用に使いこなす姿は、やはり圧巻だろう。

 テクノカラーの新世代障害者の日常生活や熱い想いに迫る内容は、きっと、多くの人々に「人間の可能性について」自問させるに違いない。

 ちなみに、私のドキュメント部分は『極私的パソコン成り上がり・生き活きて、全身CG作家へ』という感じで、穴があったら入りたい程、格好良い紹介である。しかし、チャレンジドのドキュメンタリーにありがちな肩肘張った、一方的な思い込みがなく、全編、淡々と映像で語らせようとする熱意に溢れた姿勢には好感が持てる。さすが、今村昌平組で育った精鋭スタッフによる長期にわたる撮影の成果なのだろう。また、長編版の計画もあると漏れ聞くが、ぜひ、このビデオが広く世界の津々浦々へと行き渡り?早く「帰ってきたChallenged」が実現することを心より祈っている。

吉田 幾俊

米島実さんの写真  私は、5才の時、脊髄性小児マヒ(ポリオ)になり61歳の今日まで松葉杖で生活をして来ました。つらい、悲しい、うれしいこと、皆さんと同じく沢山ありました。幸い理解ある家内に助けられ、染色の仕事を二人三脚でしてきました。(30年余り)しかしご存知の大きな社会変革、不況、得意先の倒産、私は強度のノイローゼになりました。私には過去に脳天を打ちぬかれたほどのショックをうけた二人の人物に、おあいしました。 一人は日本のヘレンケラー、といわれた、故、中村久子女史でした。両手両足切断いわゆるダルマさんでした。女史は私の目の前で口に筆をくわえ、 なせばなる、なさねばならぬ何事も、ならぬは、人のなさるなりけり。 と美しい文字で書いて下さいました。

  二人目はパソコンを習得し仕事を始めようとしている、プロップ・ステーションの人たちでした。交通事故、脳卒中、校内事故、難病、難産、CP、と、いろんな障害を持った人達がチャレンジしている姿でした。またそれを無報酬で教えて下さっている、プロ・アマの人達の尊いお姿でした。障害者、高齢者、経営者、教育者、指導者、人生の暗闇に涙している人、このドキュメンタリー映画「チャレンジド」をご覧下さい。必ず、希望ある20世紀の日本を期待できることと、確信いたします。

米島 実

米島春美さんの写真 ドアを開ければ、虹がみえた。 プロップ・ステーションに出会ったときの私の感想です。「障害も一つの個性」と言う言葉を耳にしたことがあります。とはいえ、世の中ハン ディを背負って生まれ、また、突然の悲運にみまわれ障害者となった人々も多く居られ又、人は老年になり差はあれ、心身共に衰え損なわれてゆきます。

 私もハンディを持つ主人と共に歩み、私自身老年の入口に立ちそんな時今プロップ・ステーションと出会い、チャレンジドとそれを支えて下さる、ナミねえさん、鈴木さんを軸に社会で活躍されいる素晴らしいボランティアの先生方とチャレンジドの人達がパソコンを駆使して、潜在能力に花咲かせ力一杯、社会の一員として羽ばたいて生活されいる姿を目の当たりにして大きな感激を覚えました。幾度も涙の谷を渡り、人に言えない困難の山を越えられたでしょう。

 尚、今も このビデオはプロップ・ステーションのチャレンジドの人達の夢と希望の力強いメッセージです。今、私は老人のヘルパーをしていますが、接する老人の方で年を託って嘆かれる姿をみることがあります。でも老人もまだまだ夢を持ち新しい世界が広がる事をこのビデオを観て教えられました。 子供たちから老人の方、障害のある方、健常者の方、すべての人へきっと大きな励ましになることと思います。

米島 春美

山崎博史さん、景子さんの写真 この映画では、プロップ・ステーション(以下プロップ)の活動や関係者の事が紹介されています。私、山崎博史は19歳の時に交通事故で、首の骨を折り車椅子生活に なりました。半年くらいして、車椅子に乗れるようになった時に 受傷した時から考えていた、死ぬ事というか、自殺を しようと試みましたが、できませんでした。 この時、自分の力で死ぬ事さえできない事を思い知らされました。2年半の入院を経て、退院しその日、その日を過ごすだけの生活が続きました。昔からの悪友は、私に良くしてくれたので何とか生きているかなと いう感じでした。

 25歳の時、妻と知り合い28歳で結婚しました。結婚にはいろいろと問題がありましたが、何とか結婚できました。結婚する前から、仕事をしようと探したのですが、技術も資格もない私みたいな障害の状態では雇ってくれる所がなく、いろいろ探し、考えていた時に、たまたま聞いていたラジオからプロップの事を紹介していたので電話番号をすぐに書きとめて、電話をしました。これが私とプロップとの出会いです。プロップと出会ってから今までの事が、この映画で紹介されています。私の事に関しては、決して触れてはいけないような事も少し暴露しています。これ以上私の過去の事を知りたい方は、この映画が ヒットして、続編が撮影できるように、ビデオを買って下さい。

妻から一言
 意地悪で本(コンピューター)が高いと言って、買ってない訳ではありません。本当に高いので一言、言ってしまいます。結局必要なので買います。

山崎 博史・景子

杉本睦子さんの写真 初めてプロップの映画を作ろうという話があるときいたとき、その他大勢でも絶対でるのはやめようと思っていました。監督さんが私の妖精シリーズの絵を気にいられて、家のほうに出演依頼に来られたとき、いい方なので嫌だといえなくなってしまい承諾してしまいました。でも、撮影が進んでいくうちにだんだん事の重大さに気付いて、一度正式にお断りしました。それでも、説得されて出てもいいと思えるまで気長に待ってくださり、その他わがままばかりいっていたような気がします。今でもまだ他の方が出演されていたほうが、もっともっといい映画になっていたのではと心から思っています。

杉本 睦子

田中一明さんの写真 私は、学校を卒業してからこれまでというもの、就職をしておりませんでしたので、その面で社会というものを全然知り ませんでした。そこで、仕事をしていく上での分からないこと に、橋口さんはその時々に丁寧なアドバイスを下さいました。感謝しています。

 今回システム開発に参加させてもらい、社会の厳しさ、常識、みんなで一つの仕事をする楽しさやそのあとの充実感を味わうことができました。そして、会社業務やいろいろな関連知識を学ぶ、よい機会になりました。また、自分のやったことが認められたんだという、社会参加できた喜びでいっぱいになり、ほんの少し自信もつきました。これからも、勉強をしながら、もっとシステム開発に参加したいと思っています。

田中 一明

石田京愛さんの写真 「わたしたちを見て下さい。」

 ドキュメンタリー「Challenged」。このビデオに 私たちはありままの姿で出ています。笑いもすれば、怒り、そして泣きます。そう、私たちも一個の生物としてこの世に 生を受け、一個の人間として育まれ、日々の生活を送っています。 このビデオは私たちの生きていることへの証です。この世に 生を受けたことへの人間としての「こだわり」です。

 私自身は、4、5年前にプロップ・ステーションと出会って 以来、勉強の連続で大変エキサイティングな人生を送れる ようになりました。それまでの私は引っ込み思案で、視野も広く なく、思慮もない人間でした。プロップ・ステーションと出会い、 徐々に変わっていく自分が「解かる」のが刺激的で、楽しくもあり また、少しばかり不安でもあります。これが「生きて」いることの確かな証であり、人間としての「こだわり」だと言えます。

  私たちを見て下さい。私たちも生きています。 人間としての尊厳を護るために。

石田 京愛

多島敏文さんの写真 プロップ・ステーションと出会うまで「Challenged」という言葉を聞いたことがありませんでした。以前は「障害者」と呼ばれる事や、自分の身体に障害があるという事に抵抗を感じる事がありましたが、「Challenged」という言葉には、”神から挑戦すべきことを与えられた人々”という意味があるのを知ると、何かに挑戦するためにこの身体を与えられたのなら、この身体に生まれてきた事もなかなか捨てたものではないなぁと思いました。私達の様に身体に障害を持っていると家にいる事が多く、人と接する時間も短かいし、人との接し方もなかなかうまくはいかないけれど、プロップ・ステーションのセミナーには様々な障害を持った人や、様々な知識を持ったボランティアの人達がいて、一生懸命取り組む Challenged のみんなを見ていると自分にとってすごく刺激を与えられると同時に勇気をもらう事ができました。  

  私達は働きたいと思っても、設備や通勤、体力の問題でなかなか企業に就職(社会に貢献)する事ができないけれど、プロップ・ステーションでは、働く意欲のある Challenged には仕事をするチャンスを与えてくれ、社会進出の手助けをしてくれるのです。そして、働ける喜びを知った Challenged は誰もがみんな生きがいが出来、自分が世間に認められた事が何より嬉しく、自分自身に誇りを持つ事が出来るといいます。

 私達 Challenged には、人の助けを借りないとどうしても出来ないことがありますが、いつの間にか助けてもらう事に慣れすぎて、それが当たり前という気持ちになりがちです。又、社会も Challengedには保護してあげなければいけないという考えが強いと思います。一人でも多くの Challenged が自分の出来る範囲で働く意欲を持ち、社会も保護するだけではなく Challenged にも仕事を出せれるようなシステムが出来たなら、プロップ・ステーションの目指す「Challengedを納税者に出来る日本」 が一日でもはやく来るのではと思います。

多島 敏史

中村弘子さんの写真 映画であれ、文章であれ自分をさらけ出すのは抵抗があります。しかし、challenged に生まれたからには私達のことを理解してもらうことが、私に課せられた使命のように思います。

 映画「challenged」は、ありのままの私達を映し出してくれています。このような形で自分を表現できる機会を与えられたことに感謝します。challenged(神から挑戦する試練を与えられた人)この言葉にプレッシャーを感じることもありますが、この言葉に負けぬようにしたい考えています。

中村 弘子

伊藤和彦さんの写真 プロップ・ステーションのドキュメンタリー映画「チャレンジド」(押田興将監督、今村昌平監修)が、ビデオテープになり販売されることになりました! この映画(VTR)には、チャレンジド(障害者)がセミナーで教える側として活動する姿などパソコンを駆使し、いきいきと生活している姿が、いっぱいです。

 私もインターネットを利用した講座でプログラムを大阪から遠く離れた新潟の小さな村から勉強させてもらい、会った事もない(E-MAILでは、頻繁に連絡しているのに・・・)遠く離れたチャレンジドと一緒に仕事を させてもらいました。こんな機会を作ってくれた、プロップに感謝しています。

 私は、もっとプロップの事を、チャレンジド本人やチャレンジドの家族、知人、友人に知ってもらい、私のような機会をチャレンジドが持てる一助にこの映画(VTR)がなってくれると思っています。それ以外の人にもチャレ ンジドへの理解の手助けになってくれると思います。 是非、ドキュメンタリー映画「チャレンジド」をご覧になってください。 そしてプロップのキャッチフレーズのように、「チャレンジドを納税者にできる日本」へ。

伊藤 和彦

 

〜このHPの全てをチャレンジドがネットワークを使い作成しました〜


プロップ・ステーション  バーチャル工房

石田 京愛 ・ 吉田 幾俊

お立ち寄り、ありがとうございました。

 

始めに

戻る